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第8話

team奏・久遠誠一郎
久遠さんが私の為に学校へ?

現実ではないと思いながらも

その場で待っていた。
すると、横から聞きなれた声がした。
ハル
あなたー!
あなた

ハル!?

ハル
なーにやってんの?
あなた

えっと、

ハル
わかった、彼氏待ちかぁー
あなた

ち、違うよ!!!!

ハル
冗談だってぇ、ほんっと可愛いな
あなた

ハルは何しにここに?

ハル
可愛い子探しかなぁ
あなた

はあ、相変わらずチャラいね

ハル
そんなぁ、苦笑いしないでよぉ
あなた

っちょ…っあ

後ろへ転びそうになった。
ハル
っと、危ないなぁ全く

私の腰を前から両手で支えてくれた。

あまりの顔の近さに鼓動が早くなった。
すると、私の鼓動の高鳴りを察したかのように

ニヤリと笑い顔を近づけて来た。
ハル
このまま、キスしちゃおっか
あなた

っは!?

誠一郎
何をしている!!!
あなた

っわぁ…

突然手首を引っ張られ腰を抱かれた。


私の視界からハルが消えて

さっきのハルと同じ近さに

久遠さんの顔が現れた。
ハル
冗談なのにーあーあ、若いっていいね〜でも、ほどほどにな俺が黙ってねぇから

ハルは久遠さんに聞こえるか聞こえないかの音量で呟き

立ち去って行った。

けれど、久遠さんの腰を抱く手は離れなかった。
誠一郎
全く、お前は隙がありすぎる
見上げると久遠さんは息を切らして肩を上下にしながら

私を見つめていた。

吐息かかり、心臓が感じたことのない速さで動いている。
あなた

すみません…。

誠一郎
あの頃と全く成長していない。
あなた

え、あの頃?

誠一郎
本当に覚えてないんだな…
そっと腰で感じていた久遠さんの体温が離れた。
誠一郎
気をつけろ、あの手の大人には。



…この言葉どこかで聞いたような…。

でも、ハルだし気をつけるも何も無いけどなぁ…。
誠一郎
課題、これであってるか?
あなた

はい!!あ、ありがとうございます!

誠一郎
…っ。
久遠さんは目を逸らしグッとメガネを押し上げた。
あなた

久遠さん…あの

誠一郎
じゃあな、もう面倒な事に巻き込まれるなよ
あなた

…えっと、はい

立ち去る後ろ姿を見ていると急に振り返って

口を開いた。
誠一郎
俺は君を送るべきか?
いつもより優しい口調で聞いて来た。
あなた

いえ、大丈夫です

精一杯の声で言うとフッと微笑みこちらへ向かって来た。
あなた

え?

誠一郎
髪の毛が酷い事になってるぞ、だらしがないな
トゲのある言葉のはずなのに何処か優しさを感じた。
あなた

もう少し言い方と言うものがあると思いますけどね!

誠一郎
ほら、早く直せ。
鏡を向けられた。
あなた

ありがとうございます

誠一郎
いいか?行くぞ
あなた

え?

誠一郎
送る
あなた

いや、1人で帰ります

誠一郎
はぁ、また絡まれてもいいのか?君ならありえないことではないと思うが
あなた

決めつけないでくださいよ

誠一郎
はぁ、口数の減らない奴だ…ほら、行くぞ
あなた

ええ、いや、ちょっと

強引に手を引かれた。

少し嬉しく思ってしまっている自分がいた。



すると、背後から声が聞こえた。
あなたさん!!
足が自然と止まった。