「ゆうまはどうする?」
あっちゃんとゆうまにはいつも聞いておく
ゆま「俺はひゅうがに頼もうかな」
ひゅが「はいよー、お先〜」
ゆま「お疲れ様でーす」
「もういける?」
ゆた「俺はもういいよ」
あむ「俺もいけるよ」
「おっけー、じゃあお疲れ〜」
やま「あ!あなただけちょっと残って」
「えぇ?もう帰るんだけど」
やま「一瞬だから!一瞬!」
「一瞬ね、ゆうたあっちゃん先車行ってていいよ」
ゆうたに車の鍵を投げる
ゆた「じゃあお先〜」
バタン
「ちょっと荷物だけ置くから待ってね」
やま「はいよ」
持ったまま話すのは面倒だったから玄関にまとめて置いて、やまとの近くに座る
「よし。で、どうしたの?」
やま「アウトレットの撮影前の打合せでぼんがちょっと言ってたけど、マネージャーやってる事、視聴者さんに正式に公表しない?」
・・なんとなく、そんな話だろうと思っていた
「私も公表した方がいいとは思ってるけど、今すぐ返事は出来ない」
やま「今すぐじゃなくていいよ、でもなるべく早く答えだしてな、」
「わかった。」
公表、、、
「やまとはどう思うの、公表した方がいいか、しない方がいいか」
やま「俺はした方がいいと思う」
即答か
「理由は?」
やま「今までは言わなくても問題ないと思ってた。もちろんこのまま隠しててもいいのかもしれないけど、それだと正直全部を防ぐことはできないからかな」
「んー、、」
やま「公表すれば俺ら側から視聴者さんに注意喚起もできるし、外撮影も手伝ってもらいやすくなる。」
外撮影の問題は私も考えていた。
やま「あくまで俺視点での理由だから、判断はあなたに任せるよ」
「わかってる。」
わかってるんだけどな、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。