車をしばらく走らせると、あっちゃんとゆうたが見えてくる
車を近くに止めるとすぐに気づいて向かってくる
「お疲れ様」
ゆた「おつかれい」
あむ「お迎えありがとうございます!」
荷物を後ろに乗せてから車に乗り込む2人
ゆうたが助手席で、あっちゃんは後部座席に乗り込む
「あれ、ゆうまは?」
お迎えは3人って聞いてたけど
あむ「まだ来てないんだよね」
「あ、そうなの?」
まぁ、ゆうまだし
ゆま「すいません乗ります」
「来たやん」
タクシーか
ゆた「お前タイミング良」
ゆま「車乗るの見えて普通に置いてかれると思って焦った」
あむ「あなたならやりそうw」
「ゆうまにだけね」
ゆま「えっ?なんで??」
ゆた「ゆうまなんでこんな遅いの?」
ゆま「ちょっと寄り道しちゃった」
「ほら置いてってよかった」
ゆま「置いてかれたら泣いちゃいます」
「じゃあ泣いてなさい」
ゆた「ゆうまプレゼント後ろに置けよ、お前のやつあっちゃんにだろ」
ゆま「あ、そうか」
あむ「俺頑張ってみないようにしてたw」
「ばか気使わせてんじゃんw」
ゆま「ごめんw」
ゆうまが荷物を後ろに入れ終わって座席に乗り込んだのを確認して車を動かす
あむ「いくぞー!」
ゆま「wwwww」
あなた ゆた「Vログかよw」
ゆま「ジンクス!」
あなた ゆた「wwwww」
あむ「ゆうたゆうたゆうたゆうたゆうた」
「なんでゆうただけなんだよwww」
ゆた「おいしゃべんなよ!」
「え?全員降りる??」
ゆた「お前強すぎだろ」
「私、最強だから」
ゆま「これ、完全に領域展開しちゃってます」
あむ「領域展開」
取られたww
「もう収拾つかないからwww」
今日も平和だね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。