「はぁ、、」



なにがお幸せにだよ、嘘しかついてねえじゃん俺



・・・連絡取んなきゃよかった







それからもやもやしたまま過ごした。



高校を卒業して、やまととYouTubeを始めて少し経った頃、なんとなくあなたのことが気になって連絡した。

あなたがこんなにあからさまに元気がないのは珍しいことだった。



あなた「ゆうた」



「久しぶり、髪伸びたな」



あなた「まあね、ゆうたも身長伸びたじゃん。」



「成長期なめんなよ」



あなた「なめてたわ」



「んで、どうした」



あなた「うーん、ゆうたはこういう時の勘が良くてよろしくないね」



「お前隠す気なかっただろ、」



あなた「まあね」



元気のない顔であなたは話し始めた。



あなた「彼氏とさ、別れたんだよね、浮気された。私と同じ職場の1個上の先輩と。」



「うん」



あなた「浮気する男とかこっちから願い下げだし、すぐ別れたけど、先輩の方が厄介でさ、嫌がらせ？みたいなことされてる。あることないこと言われてて仕事しずらい」



「うん」



あなた「なんかもう、全部どうでも良くなっちゃって、今の仕事もやめようかなって。」



「うん」



あなた「また就活しなきゃだなぁ」



そう言いながら、へらへら笑う



「ならさ、俺らと一緒に仕事しない？」