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第3話

全ての代行者
93
2018/05/03 12:26
「とりあえず、僕について説明するね。何から話そうかな、。まず、僕と君が触るとね、完全に入れ替わることが可能なんだ。」
気持ち悪いと感じる程の笑みでそう言ってくる。
やはり、こいつは適当だ。
色々と説明が足りない。
「説明が足りない。もっと詳しく話してほしいのだけど。」
そんな風に少し苛つきながら文句を垂れる。
「はいはい。今の僕は君以外に見えないんだ。けれど、僕と君が触れ合うことによって君が見えなくなり僕が君になる。」
そうか、そういうことか。
なら、どうするか……。
まぁ、とりあえずは軽く実験としてくだらない学校に行かせておくか。
次の事はまた考えればいい。
「それと、貴方の事は如何呼べばいい?ドッペルゲンガーということは、あなたの名前も維夜でしょう?」
「そうだね。名前も一緒だ。だから、僕の呼び方はドッペルゲンガーでも分身でも好きに呼んでよ。」
「わかった。それと、一人称どうにか出来ないの、?これじゃあ、貴方に頼み事ができないのだけど、」
「頼み事、?それは、何かな、?」
「私の代わりに学校に行って。大丈夫、私も着いて行くから。」
「そんなことか。いいよ、行く。それに、着いてこなくてもいいよ?」
「だめ、何をしでかすかわからないもの。」
「はいはい。仰せのままに。」
ドッペルゲンガーの言葉に反応しなかったことで、2人の会話はそれで一旦終わった。
その瞬間、2人は掌を合わせて触れ合う。そうして、入れ替わった。
さぁ、これからお前を駒のように使ってやる。まずは、実験だ。
上手くやれたら、次の命令を、下してやる。



作者から

短い、だと、!?
いや、許して、?
もう少しで、テスト近くて小説書けないのだよぉ、、、
それに、ネタがナッシング、!!
曲が元なんだからネタはあるだろうだって、!?それは、禁句だよ皆さん。
それじゃあ、また来週の木曜日にお会いしましょう。
この物語の中、、でね、?

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