僕の彼女は、素直に言いたいことを言えない性格。
いつも構ってほしそうな顔してるのに
構ってって言わないし、
寂しいとも言わない。
ほら、今日も…
こうやって自分の気持ちを隠すんだ。
でもそんな彼女の姿が可愛くて
ちょっと意地悪したくなるんだよね 、、(悪ジス
だから僕はちょっとだけあなたに意地悪することにした。
あなたに抱きつくふりをして後ろのティッシュを取ったり
あなたが隣に座ってきたら少しだけ移動したり、、、
ちょっとやり過ぎたかな…
あなたの目がうるうるしてきた …
…
…
…
…
ギュッ
可愛い可愛い僕の彼女。
end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。