第215話

ꪔ̤̥ ‎
927
2023/01/21 12:48





: ボ﹣ダ﹣本部 。



橘 あなた
……ぅぅ…
考 え る 。


ぐ る ぐ る ‎𖦹‎


う﹣ん …… 。


う ︎︎ぅ … ん ん ん …… 。
宇 佐 美 栞
何考えてるんですか、橘さん
橘 あなた
はびゅっ
す こ ん ッ 。


どうやら考えすぎて前どころか周囲をまったく認識出来てなかった 。


足は階段を踏み外していた 。
宇 佐 美 栞
ぇ、ちょ、!?
青ざめる宇佐美 。
橘 あなた
トリガ﹣起動……
咄嗟に声に出した 。


換装体になると同時に肩は地に触れた 。


ドサドサと身体が転がる 。
宇 佐 美 栞
橘さん .ᐟ
橘 あなた
ごめん、大丈夫……だよ…
宇 佐 美 栞
危ないです﹣.ᐟ.ᐟ
橘 あなた
ごめん…なさい……
宇 佐 美 栞
何かお困りですか ?
橘 あなた
……伝える、事、は…大変……だなって
橘 あなた
思った、だけ…… ?
宇佐美は目をぱちぱちとさせると 、


ぎゅぅぅ 。


手を握りしめた 。
宇 佐 美 栞
羨ましいなぁ風間さん
橘 あなた
どうして……
宇 佐 美 栞
こんなにも可愛いし綺麗な橘さんをこんなにも困らせて考えさせて、
宇 佐 美 栞
贅沢過ぎる…
感極まった宇佐美だった 。
橘 あなた
伝える、は…大切…… ?
宇 佐 美 栞
もしも
も し も …… ?
宇 佐 美 栞
風間さんが明日誰かに取られちゃうかもしれませんよ
宇 佐 美 栞
大学だってあるし、ボ﹣ダ﹣だって女の子いっぱいですし
宇 佐 美 栞
命が終わる可能性も無きにしも非ずです
宇 佐 美 栞
それに、
…… ま だ あ る 。
宇 佐 美 栞
今伝えようと、後で伝えようと
宇 佐 美 栞
橘さんの想いはどちらにせよ変わらないんじゃないですか ?
栞 ち ゃ ん …… .ᐟ.ᐟ


橘の瞳に少し希望の光が差し込んだ 。


何かに絶望している訳ではなかったが、何故か元気を貰えた 。
橘 あなた
私、そ﹣やに…会ってくる……



伝 え て …… も ら っ た か ら …


話 、下 手 … だ け ど ……


自 分 の 言 葉 …… で 、伝 え て み せ る … .ᐟ





橘 あなた
(沢村さん、と…栞ちゃんに…感謝)




n e x t ⇒




半 年 ぶ り …… 。


よ し 、更 新 が ん ば ろ う …… .ᐟ.ᐟ


楽 し み に し て て … ほ し い …… .ᐟ.ᐟ

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