第20話

20🔞
722
2022/02/20 01:36
零
零
ッふぅ"ッ…ぅ"ッ…
花兎
花兎
ぃ"ッ…ぅ"ッぅ"っ
ガリッ…と首に噛みつかれ、うめき声がこぼれる。
痛いッ…痛いッ…!もうやめてッ…!
そんな僕の思いは届かず、零は容赦なく僕のズボンと下着を脱がせた。
ドロッ…と潤滑剤をおしりに垂らされ、すぐに後ろに指が挿入された。
花兎
花兎
ふッ…ぅ"っ…んッ…//
嫌だ、嫌だ、と思っているのに、満月のせいで体が反応してしまう。
グチュッグチュッ…と指で掻き回され、口から甘ったるい声が漏れる。
花兎
花兎
ひっ…うっ…ぁッ…あっ…
零
零
…………
別にこれが初めてではない。満月の度これだ。

満月が来る度、兎である僕は発情し、そんな僕に対して狼である零も発情する。
抑制剤を飲んでいても抑制剤が効かない時もある。
僕たちの間にある、満月の時にだけの歪な関係。
昔はこんなんじゃなかったのにッ…。
ズプッ…と気がつけばナカに零のモノが挿入されていた。
花兎
花兎
ん"っあ"っ…ぁッ…//
短時間で強引に解されたナカは、まだキツく、悲鳴をあげていた。
花兎
花兎
れ"ッ…ぃっ…きつ、ぃっ…ッ…あ"っあッ…//
零
零
ッ…るせぇな。
グッ…と強い力で腰を押さえつけられ、強引に奥を裂くようにしてモノがねじ込まれた。
満月の時の狼の力は本当に強い。

少し掴まれるだけで痣ができるほどだ。
花兎
花兎
ゲホッ、う"っ…ぁ"ッ…れ"…ぃっ…
あまりの痛みに泣きながら零の腕を掴む。
零
零
ッ…触んなッ、馬鹿。
パンっと手を振り払われる。
花兎
花兎
ぃ"っ…ぅッ…グスッ、れ、ぃっ…ゃッ、だッ、
零
零
ッ………、
ボロボロと泣き出す僕を見て一瞬腰の動きが止まったが、
すぐに再開された。
僕らの間で愛など無い。
お互いの間を埋めるだけの性行為。

こんなにも奥まで繋がってるのに、熱など感じない。


一体いつからこんな関係になってしまったのだろうか……。



花兎
花兎
……………、
事後。


僕はベッドの上で一人横たわっていた。
もちろん隣に零はいない。
零は行為が終わった後すぐに部屋を出ていった。
流石に避妊具無しでやるようなことは無いが、
後処理などは完全に放置される。
花兎
花兎
…寒い…、
僕は床に落ちていたパーカーを着て立ち上がる。
零どこに行ったのだろうか。


もう自室に戻ったのかな…。
花兎
花兎
はぁ…、
小さくため息をつくと、僕は再び布団に潜ろうとする。
その時、ふと窓の外から視線を感じた。
花兎
花兎
ッ…!誰かいるの…!?
窓の方を振り返り、窓を開けて外を見る。
…誰もいない…。
花兎
花兎
気のせい…?いや、でも…、
絶対誰かいたよね…。
突然恐怖が湧き出てきたが、
頭から布団を被って必死に誤魔化す。
しばらくそうしていると、
どんどん瞼が落ちてきて、気がつけば眠りについていた。







ザレオス
ザレオス
…………あっぶな…バレるところだった…、
窓の外からそんな様子を覗き見ていた男…ザレオスは小さくため息をついた。
ザレオス
ザレオス
…にしても、めんどくさいことになったな…。
グシャグシャと髪を掻きながら暗い夜道を歩くザレオス。
その小さな体は
背中から生えている羽によって宙に持ち上げられている。
ザレオス
ザレオス
まぁ居場所が分かっただけでも収穫か。
そう言うとザレオスは一人暗い森の中へと姿を消した。

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