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第29話

妖精
目が覚めると、空はオレンジ色に染まっていた。

小さい頃は当たり前だったこの夕方の空に、
少し戸惑った。


ここは、さっきまでいた世界とは違う世界のようだ。
でも隣の人はめっちゃ目ぇ開いて
望
ぱちっ...目を開ける
んおおっ!?
なんやこの色!?
そうだ、望は生まれてからずっとあの世界で生きてきたから、空の色はずっと青いもの、
としか思ってなかったのか。
あなた

望、ここはさっきまでいた世界とは全く違うんだ。

あなた

私がまだ......ニッポンにいたころ、
時間帯によって空の色が変わってね......

私は、望にニッポンの話をした。
話をしている最中、望は私の目をしっかり見て話を聞いてくれた。
こういう所も、好きなんだよなぁ...