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第6話

名前
あなた

じゃあ私、あなたのこと、なんて呼べばいいの?

男の子
男の子
えっと......
男の子
男の子
なんでもいいよ!
男の子は、人懐っこい笑顔でそういった。
その笑顔は、人を安心させる。
わたしも、この子に話しかけて、この笑顔を向けられて、心がほぐれた。
あなた

じゃあ、、、

わたしはそのとき、初めて読んだ絵本を思い出した。
あなた

のぞむは?

男の子
男の子
のぞむ...?
あなた

うん!
のぞむっていうのはね...

わたしは「望」に、私が最初で最後に、お母さんに読んでもらった本の話をした。




あなた

______それでね?
ノゾムが、悪いおおかみをやっつけて
お姫様を助けるの!

男の子
男の子
へー!
望かあ...!
男の子
男の子
ノゾム、かっこいいね!
あなた

うん!

わたしは、「望」が“ノゾム”に見えた。
だって、
あなたは私を救ってくれた。助けてくれた。


望と話していると、とても楽しい気分になれた。















こんな気持ち、久々だな。