第28話

疲れ
808
2019/06/26 07:49
あなた
ふぅー、疲れたー
ふと時計を見ると、10時を回っていた
.......ドギョムさんが来てから1ヶ月近く経とうとしている
ドギョムさんもスンチョルさんも来ないのだ
あなた
告白.......か、
そう、返事をしなければいけない
私の気持ち
それがどこにあるのかが全く分からない
いや、分かっているけど本当にそれで合ってるのかが怖いのだ
間違えたらどうしよう
一瞬の気の迷いかも知れない
.......何を考えても疲れる
頭が痛い
あなた
もう、無理
そこで私の記憶は途絶えたのだ
ーーーーーーーーーーーーーー
あなた
はっ!
そう気づいた時には朝だった
あなた
え?
あなた
なんで?
あなた
ほん、、もの??








スンチョルさんが隣にいたのだ
私の背中にはスンチョルさんの物であろうカーディガンがかかっていた
.......すると、
スンチョル
ん?おはよう
ーーーーぎゅーーーー
あなた
!?
ハグされた
あなた
スンチョルさん.......?
スンチョル
ん?
スンチョル
え?
スンチョル
俺.......今なにして.......た?
あなた
は、ハグですか.......ね、
スンチョル
ご、ごめんなさい!
あなた
いえいえ!全然!!!
あなた
なんでここに?
スンチョル
あー、っと.......伝えたい事があって来たら、あなたさんが寝てて.............
スンチョル
そのー、起きるかなと思って待っていたら自分も寝てて.......ハハ、、
そう言って力なく笑うスンチョルさん
あなた
そ、そうだったんですね!!
あなた
寝てしまってて、すみません、、!
スンチョル
いえ、俺がもっと早く行けばよかったんですよ
あなた
いえいえ!
あなた
あ、そうだ、伝えたいことってなんですか?
スンチョル
え、あ、あー、っと
あなた
スンチョル
うーんと、あなたさん疲れてるだろうし、今日の夜また来ます!
あなた
急な用事ではないですか?
スンチョル
はい!またすぐ来ますw
あなた
分かりました!
なんだ、告白されるかもって、、ちょっと思っちゃったじゃん
恥ずかしい
スンチョル
じ、じゃあ!また!
あなた
はい!








なんでわざわざ一緒にいてくれたのかな
でも、ハグしてもらえたのはすごく嬉しかった.......
疲れなんてなくなった
これで分かった
私は
スンチョルさんがすき

プリ小説オーディオドラマ