第17話

25話 私のルーティーン?
2,013
2018/12/22 12:34
ある日の朝何故か目覚ましのなる1時間も前に目が覚めた。辺りはまだ少し暗いかな。でもいいや、せっかく起きたんだったら、走りに行こうかな。








タッタッタッタッと足音を立て、片耳ではその足音をもう片方の耳ではイヤフォンから流れる音楽を聴く。朝のこの静けさのなんとも言えないこの感じ嫌いじゃないんだよね。
前に誰かに言われたんだけどさなんでそんなに頑張れるのか、あんたには才能がある天才っていうのにそれで胡座かいてれば追いつくすきも漬け込むすきもあるのに。なんでそんなストイックに練習するの?ってね。

その時答えられなかったけど何となくわかった気がする。自分にストイックなのかはまだわからないけど、私はただのバレー馬鹿で常に周りと競い合ってて、んで負けず嫌い。それもかなりの。追いつかれるのが怖いんだよね。それと、私が天才って言った彼女の中にも才能もセンスも眠ってる。それを開花させて磨きあげられるかは彼女次第なんだよね。それを上手くやったのが及川くんなんだよね。私も磨きあげるため日々努力は欠かせない。そーゆうことだと思うんだよね。

結局。今私がユースメンバーになれたのもきっと、まだバレーが好きっていう気持ちがあったからだろうなぁ。春校は5日から。えっと、4日は烏野に呼ばれてて...午前中の梟谷練習の後か...それに夜はユース練?選手よりも体力もってかれるじゃん...ってこんなこと考えてる間に家ついちゃった。シャワー浴びて支度しよ...。
最近朝早く目が覚めるから、考え事しながら走りに行く。確か若利くんも言ってたなぁ...。若利くんは、もう単位取れてるから学校行くいかない自由で、ユース練のために東京にいるんだよね。相変わらず表情変わらんくてすごいと思うわ。実はセッターとかもできちゃうんじゃ...ってそんなこと考えてる暇ないや!


『いってきまーす!!』

朝7時 家を出てセンター体育館への電車に乗りました。
あのデカい人...あ!!
『若利くん!』

牛島「??」

『こっち!』

牛島「あぁ、すまんあなた。」

『いや、全然いーよ。てか、一緒に行こうよ』

牛島「あぁ。」

『若利くん、今日の練習内容わかる??』

牛島「現3年だけで俺が編成したチームと試合回すみたいだが。男とやるから女子はきついかもな」

『なにそれ笑煽ってる??...現3年ってことは、及川くんも??』

牛島「及川か。あぁ、一応声はかけてあるぞ。白鳥沢からは全員だな。」

『若利くんは、向こうのチーム??』

牛島「いや、俺はこっちだ。」

『そーなんだー。』

牛島「今日は混合試合もあるみたいだぞ。」

『ほんと!?楽しみだなぁ』

コートの準備をしたあとそれぞれアップをとる。そこで、3年かき集めチームが登場した。

及川くんに岩泉くん...花松もいる...白鳥沢と...烏野の旭くんと沢村くんに菅原くんもいる!!あとは...伊達工?ってとこの3人とか...

若利くんがコーチに言われて編成したチームだし、宮城ばっかなのは当然だ...

あ、でもほかの男子のユースメンバーから誘ってきてるし、知らない人多いなぁ...東京勢は居ないのかなぁ...
ユースのベンチメンバーは2チームに別れて男女合わせて計4チームか...

まずは...及川くんが居るチームか...えっと、岩泉くん、伊達工の金髪?の人あと、白鳥沢のリベロさんあとは他のとこから来てる人か...
全員「お願いしまーす」
及川くんのサービスかぁ...
『1本で切ります!』
そう言って私はセッターでありながらも、レシーブに参加していたでも狙われたのは
トッ

「グッ」
リベロだった
『ナイスレシーブ!!』
流石愛花マナカさん。Aパス綺麗すぎ惚れる
ここは友香ちゃんを使うか...
友香「ライト!!」
『友香ちゃん』
げっブロック高っ
コートに鋭い音がしてボールが落ちる
落ちたのは あっち側だった
『ナイスキー!』
さて、今のが女子に撃ち抜かれたっていうトラウマになるんだよね。うんうん知ってる。
『友香さんナイッサー』
そんでうちのエースのサーブ舐めないでね。

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