第22話

29.2つ目の壁
1,729
2018/12/29 12:30
次は...友香さんのとこか。
岡崎「へーい。七瀬ちゃーん。」
私この人苦手なんだよね...
『なんですか...』
岡崎「負けたら罰ゲームしようよ」


『はぁ...。まぁ、いいですよ私達が絶対勝ちますから。』


岡崎「でた、取るに足らない自信」


『別にいいじゃないですか。』
『えっ、とー...』
岡崎「それと七瀬ちゃんの、彼氏♡ってどれよ?梟谷の子でしょ?」
牛島「あなた。」
『あ、す、すみません。若利くん呼んでるんで、後で、お願いします。』
岡崎「ちぇ」
『若利くんどーした?』
牛島「いや、特には用はないんだが、何か困っていただろう?」
『えっ、ありがと...すんごい助かった』
牛島「ならよかった。」優しく微笑んだ
天童「ぼ、く、とクーン」
木兎「お、天童!」
天童「相変わらずキレッキレだね」
木兎「そーか?」
天童「流石五本指のエース♪」
木兎「だろぉ」
天童「んじゃ、またね〜木兎クン」
天童「及川クン、及川クン。木兎クン多分あなたチャン関連で落ち込んでると思うから、あーやってお立てれば調子は上がるはずだヨ」
及川「あぁ...うん。ありがとう」




17-20
だぁぁぁ...やばい20点台行かれた...
『...若利くん!』
トッ
ドガッ
『ナイスキー!!』
18-20
長いラリーが続く。
『天童くん!』
トンッ
天童「あなたチャン落ち着いてるネ〜みんな、俺に上がると思ってたもん」
これは、赤葦くんのお陰で落ち着いてられるのかな。
19-20 1点差だ
ドガッ 友香さんのスパイクが決まる。
天童くん、読み外れてたし
19-21
ドガッ 体勢を崩している人に若利くんが打ち込む。よく見てるなぁ...
20-21 これでこっちも20点台!
ドッ 愛花さんが上手く捉えたはずなのにボールは彼女の腕を弾いて飛んだ
20-21
トンッ
隙を見せてしまったか...
20-22
ドッ
友香さんのサービスエース
20-23
『次で切りましょ...』
トンッ
あぁ!もう!
ファーストタッチは私。でも
『心美さん!』
ドガッ
そのままトスあげちゃえば問題ない
21-23
サーブトス乱れた...
バァンッ
最大にやったな。
『すみませんっ』
21-24
ドガッ
最後、ボールは私達のコートに落ちる
若利くんのアタックがブロックに捕まったのだ。
21-25
私達が負けた。
天童「おしかったなぁ」
『だね。』
牛島「すまない」
心美「牛島くんの責任じゃないから!」
愛花「そーそー。向こうのチームが1枚上手だったねぇ」
『気持ち切り替えて、最後の試合出ましょう。』
天童「だネ〜」
岡崎「罰ゲームは、今から彼氏君にデレてきてね。」
『はい?!』
岡崎「いーじゃん」
『し、試合終わってから罰ゲームですから。今はやりません!』
岡崎「つまんないの!」
『つまんないじゃないですよ!』
岡崎「いーじゃん!ほら!行っといでよ!」
友香「おい、岡崎。」
岡崎ビックゥ
友香「うちのあなたを困らせてんじゃないよ?さっさと次の試合入んぞおら」
『と、友香さん(><)』
友香「あなた〜。次は及川くんのとこでしょー?頑張っといで。」
『はい』ニコッ

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