第60話

ラッキースケベが終わらない!
153
2022/10/07 08:00
それはヴァイオレットが描いた、ラッキースケベものの漫画を見たのが始まりだった。


あとがきまで見るタイプの俺は、「貴方(視聴者様)もラッキースケベの呪いにかけました。」という文字を見て、
天我
ははっ、w
半笑いで嘲笑った。



まさか本当に、自分がラッキースケベの呪いにかかるなど思わずに……



♡♡♡


天我
(あー風呂入んなきゃ、、)
そういい扉を開け……
アズリエル
…………はぅ…ッッ?!/////
バタンッッ
天我
…………。
天我
…………………。
天我
………………………////
やっっっっべぇ〜〜



え、入ってますって表示あった??

待って見てなかった終わった。

慣れてきてたというか……。

つーか朝風呂被ると思わんじゃん!!

つーーーーか…………
天我
(めっちゃ、でかかっ……////)
いや馬鹿馬鹿馬鹿俺!!忘れろ!忘れろ〜!!/////



♡♡♡


天我
本当に申し訳ございませんでした(土下座)
アズリエル
あぁっ、いや、……その、まぁ?悪気はなかっただろうし……その、そんな謝らなくてもいいわよ…?///
天我
((ちょろいな))
あぁ、じゃなくて!
天我
とにかく、本当、ごめんな///
そういい俺は立ち上がる。

が、カーペットの変わり目の段差に足がもつれ、
天我
ぁ…………っっ
転ぶ…………っっ



ドンッ



天我
い"………っ、た、……
ん…?なんか、柔らか……?
アズリエル
て、天我……??////
天我
………っっ!////(胸、揉ん……っ!)
なんだこれエロ漫画の展開かよ?!?!
天我
違う!!わざとじゃない!!マジでごめ……っ////
そういい急いでアズリエルの胸から手を離す、と。


転んだ時に服がはだけていたようで、生乳が露出され…
アズリエル
…………~~~~っっ//////
アズリエル
死んで!!/////
天我
直球!!!!


♡♡♡


えと、ここは…………


壁も白い、天井も白い、長方形だ。


ここは……天界、?
アズリエル
…………ごめんなさい、つい殺してしまったわ。
天我
パワーワードすぎるだろ。
アズリエルが顔を隠しながら言ってくる。
アズリエル
~~~~、~~、
天我
あーごめんなさい、顔隠してるから何も聞こえないんですが……つーがなんで顔隠して……?
アズリエル
らって恥ずかしいじゃない!!/////
天我
ああごめんなさい!!
思ったより純情だなそういえば天使だったか!!
天我
(まぁ、つっても俺も飲み込みきれてはないけども……////)
天我
その、ごめんなさい。信じて貰えないかもなんですがガチでただ転んでですね……、、
アズリエル
………………~~、信用しない……とかじゃないけれども…。ちょっと、整理する時間を頂戴、もう……。
そういいアズリエルが後ろを向……
天我
お"う"っっ、
アズリエル
?どうしたの?
天我
あの、…………ですね、そのー…、
天我
スカートがめくれていまして……??
アズリエル
~~~~~~~っっ/////



【白色でした】


アズリエル
絶対におかしいわ!!////
現実世界に戻ってきて、アズリエルが顔を真っ赤にして言ってくる。
天我
いやいやいやいや!スカートに関してはアズリエルのミスで…!
アズリエル
だとしてもこんな立て続けに童貞にラッキーなことが起こるわけない!!
アズリエル
もう縄で縛って幽閉するしか……っ/////
天我
おいおいおいおい?!?!
あーだめだ、アズリエル、恥ずかしさでおかしくなってる。



ていうか本当に縄出してるし!
天我
ちょっと、やめ………っっ!
そういい俺は足をじたばた動かし反撃したのだが、
アズリエル
ぁん……っ♡
天我
…………。
アズリエル
…………。
天我
……………………。
アズリエル
……………………。
俺の膝が、たまたま、アズリエルの………股に。



アズリエル
じゃ、縄で縛るから抵抗しないでくれる?(一周まわって真顔)
天我
気持ちはわかるが落ち着け!!



♡♡♡


アズリエル
ラッキースケベの呪い……?
天我
ヴァイの同人誌に乗ってたの思い出して……。
俺らは2人でお茶を飲みながら今の状況について話し合っていた。
アズリエル
……いやいや、たしかに私もなんかあると入ったけど…、読むだけでかかる魔法なんて聞いたことがないし、非現実的な……ぁっ、
バシャッ


っと、アズリエルが"たまたま"プラスチックのコップを落とし、


液体を胸に零す。
アズリエル
……………………。
アズリエル
なるほどね?
天我
縄を持つのやめてください……っ、ていうか今の俺が縛られてても防げなかったろ!!
天我
…………………………あの、
アズリエル
天我
正直……今回結構アズリエルに迷惑かけちゃったし、俺ネカフェかなんかに泊まるよ。
天我
同人誌でも1日限りって設定だったしさ……、それで駄目そうならまた泊まるし。
天我
これ以上迷惑かける訳には……
アズリエル
……。
アズリエルが俺の手を掴む。
天我
っ?!今触れるのは危なっ…!
アズリエル
………………だ、駄目、よ……/////
天我
…………へ?///
アズリエル
だっ、だから!私だったら…、その、心も広いし?許してあげれるけど………///いやっ、その!知らない人にやったら痴漢よ?!警察行きかもだし!
アズリエル
今の天我が外歩くなんて危ないわ!だから……その………………、
天我
…………っ////
アズリエル
やるなら…………わた、わた……っ、、//////
天我
……………………~~、
アズリエル
トイレに監禁しましょう!!
天我
なんでそーなる?!?!



♡♡♡


アズリエル
被害は少ない方がいいでしょう?!仕方ないわ、これは仕方ないことなの!
天我
何度も言わなくてもわかってますって!
結局俺はトイレの中に本当に監禁されることに……。



トイレの扉の奥からアズリエルが話しかけてくる。
アズリエル
というか………、、
アズリエル
トイレ行きたくなってきちゃった……////
天我
馬鹿なの?!?!
天我
は、え?!俺出る?でも絶対……、え、やばい?!
アズリエル
…………ちょっとやばい/////
天我
あーもう絶対やばいやつ!!
天我
もう扉開けるぞ?!漏れるよりラッキースケベの方がマシだろ!!
そういい俺は勢いよく扉を開ける。

アズリエルごめ……!!
アズリエル
ふーっ…♡…………ふーっ♡
赤らんだ顔、

汗が混じった体、

必死に股を抑えたポーズ…。
天我
その構図がもうラッキースケベだが?!?!/////



♡♡♡


天我
ふぅ…………。
どっと疲れた………!!

今日のことをふと思い出す。



柔らかかったなぁ、真っ白だったなぁ、大きかったなぁ…………。
天我
…………////(あーもうやべ、ムラムラしてきた……///)
ちょっと最後の日くらいしこるか。

まー今日は手こきでいいや。
天我
…………はっ……んん…///ん、♡
天我
ふぅ……っ、♡は……ッ…はぁっ////
アズリエル
天我ぁ………?
天我
うわああああッッッ?!?!
すぐに布団で息子を隠す。
天我
おまっ、なに急に!どうした?!は?!////
アズリエル
一緒に寝るのぉ……んん……
天我
入ってくんな入ってくんな!!////
くそ、こいつ寝ぼけて……っ。


これもラッキースケベのせいか?!どっちにしろ正気失ってんのは明らかだが……っ、

いやもう何も関係ねえよ!!
俺今息子出してんだぞ?!?!?!/////
アズリエル
んん〜♡好き、♡
天我
何が!!!////
あーもうなんで女子ってのはこんな思わせぶりなんだ。

つーかめっちゃハグしてくるし胸当たるし。

俺出るぞ?つーか続きやっていい?ムラムラの真っ最中なんですが??


ここはアズリエルを襲わない為にも出して賢者になっとくべきだとおもうんですよはい。
アズリエル
…………んん…、
天我
あっ、ちょっとま、触んのはずる……っ/////
天我
あっ♡



♡♡♡


【朝】
アズリエル
(はっ、えっ?なんで私天我のベットに?なんで一緒に?てかなんでハグ………、)
アズリエル
………………ボッ/////



♡♡♡


あれから……、
天我
お、おはようアズリエル……
アズリエル
…………っっ////
アズリエルは、俺が何を話してもそそくさ逃げていく。
天我
(もしかしてだけど……、、あの日やたらと普通に接してくれたり優しくしてくれたのも、"ラッキー"スケベの一環……??)
『んん〜♡好き、♡』

あれも呪いのせい?
『………………だ、駄目、よ……/////
あれも??
『あぁっ、いや、……その、まぁ?悪気はなかっただろうし……その、そんな謝らなくてもいいわよ…?///』
あれさえも??
天我
……………………。
天我
(次の日になった瞬間アンラッキーだ、、、)



♡♡♡


アズリエル
(あーもう天我の顔見れないんだけどぉ?!//////)
すぐ意識しちゃうし……、思い出しちゃうし!恥ずかし〜〜!!////
アズリエル
(それに………………)
『………………だ、駄目、よ……/////
アズリエル
(私昨日"本音"言い過ぎじゃない?!?!/////)
アズリエル
(呪いのせいなの?!?!///)
【こんな女神様と同居してる時点でラッキースケベだよね??】

プリ小説オーディオドラマ