第10話

MAXからのOFF
3,803
2018/05/14 13:47
絶景って、こんな景色のこと言うんかなぁ…。

そんな俺の前には、顔を赤くして体を上下するうらたさんがいた。
うらたさん
セン、ラ…痛く、ないか?
センラ
自分のこと心配してくれはるん?随分余裕ですやん
うらたさん
余裕な、わけっ…んあっ!
今うらたさんは、寝てる俺の上で、自主的に(って言うんかわからんけど)俺の熱の上で腰を降っている。世間で言う''ひざつき騎乗位''や。
センラ
ほら、もっと根元までやらんと、奥まで届きませんよ?
うらたさん
っ…わかっ、てる!ふっ、んんっ
センラ
ほら、声抑えんといてください。可愛い声聞けないですやん
うらたさん
可愛い、とかっ、言うなっ…あぁっ、!
閉じていた口が開いたところで、腰を軽く突き上げる。イイとこにあたったのか──まぁあてたんやけど──うらたさんはそれっきり反抗せず、可愛い声を出し続けた。
センラ
うらたさん…ほんまっ、エロいし、かわええわっ
うらたさん
ひゃっ!うっ、あぁっ…もう、い、イっちゃ…
センラ
何回でもイってください。見てたげますから
うらたさん
いやっ、んっ…あぁぁっ!!
俺の胸板の上に白い液が撒き散らされ、俺もうらたさんのナカで吐精した。もちろんゴムはつけてはるから、体の心配は全く無い。

息を切らしたうらたさんはほぼ放心状態で、ナカから熱を抜き出されると、小さく切なそうな声をあげた後は特になにも言ってこなかった。
センラ
っ…!
うらたさん
はぁ、はぁ……
しかし、生憎俺は一度で終わらすつもりはなかった。
センラ
うらたさん、一回で終わるなんて思ってませんよね?
うらたさん
ふっ、んん…ふぁあ
新しいゴムをつけた後、体を少し起こして愛しい人に深く口付けをする。興奮した熱い息を感じながら、俺はまたうらたさんに自分の熱を挿入れた。
うらたさん
んっ、んんっ!
センラ
ふ、っ……
足を出来るだけ動かさず、上半身を完全に起こし対面座位になる。最近疲れてるのか、うらたさんは俺の方に体を倒してきた。
うらたさん
まっ、て…一回、休憩
肩で呼吸してるうらたさんを見て、流石に体を休めた。
センラ
大丈夫ですか?今日はこれで止めて──
うらたさん
いやだっ
センラ
っ…!
うらたさん
ごめん。ちょっとだけでいいからさ、休むの
センラ
そう、ですか……
肩にしがみつくうらたさんは辛そうにしか見えなくて、俺には無理させてる気になった。

今夜はもう、やめておこうか…リハもあるし。自分より、今はうらたさんのこと考えなあかな。
センラ
うらたさん、今日はやめておきましょ
うらたさん
えっ…?
センラ
うらたさん辛そうやし、俺今はたぶん止まらへんわ。明日はリハもあるし、続きはまたこんど──
うらたさん
いやだっ…
センラ
っ、!
うらたさん支えて離れようとしたとき、肩を強くおさえられ、それに加え言葉をさえぎられた。

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