第36話

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2019/10/18 14:44




















私は知っている。
9人のおっぱたちが最後まで私を
大切にしてくれていたこと。





















じそにおっぱとひょんじにおっぱは
私をいつも心配そうに見つめて笑いかけてくれた。














メッセージつきの食事を部屋の前に
いつも置いておいてくれたのは
うじにおっぱとちゃにおっぱ。














夜中に時々、全然私の趣味に合わないような
カップ麺を置いて部屋に戻るのはりのおっぱ。















あんなこと言ってごめん、
そう泣きそうな声で言いながら私の部屋の
前を通るのはちゃんびにおっぱ。













カップ麺をどかして不格好なパンケーキが
置いてあったのはすんみにおっぱと
いぇにおっぱがやってくれてたんだよね?






















イベントの後にいつも可愛いぬいぐるみが
あったのはぴりおっぱでしょう?



















こんなにも想われているのならなんで
私はあのグループを抜けなくちゃいけなかったのか。

















それはみんながメイクヌナの重圧に
耐えきれなかったから。



















デビューして長いわけでもなかった私たちは
逆らうことが出来なかった。



























だから私の部屋の前にはいつも贈り物が
あってみんなが私を思っていたとしても
私が辞めない限りみんなが危険にさらされていた。




























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