流星side
あなたが殴られてちょうど1週間
先生はもう無理って…
そんなこと言わないでよ…
ずっと待っとくからね。
…ん?
え?
ほんの少しだけあなたの手が動いた
あなた!
あなた!僕!流星だよ!
…流星…?
流星!
流星…?
え…?
大西流星だよ!?
あ!流星!
そう!流星!
流星!ここでなにしてるん?笑
あなたのことずっと待ってた笑
よかった…忘れられたかと思った…
なんか…1部の記憶が抜けてるわ多分、笑
え?どういうこと?
流星の事は覚えてるんやけど…
流星くん!
あ!あなたちゃん意識戻ったんや!よかった〜!
…
流星、あの人誰…
え、みっちーだよ…?
もしかして…覚えてない…?
ごめん、分からない…
あなたは軽い記憶障害になってしまった
ん…?
どうしたんですか?
みっちーちょっとこっち来て〜
は、はい、
_______
あんまり言いたくないねんけどさ、
多分やけどあなた軽い記憶障害になってるんやと思う、
え?どういうことですかそれ、
僕もよく分からんねん…
ごめんなみっちー、
______
ごめーん遅くなっ…
えっ!
どうしたん!?
なんで泣いてんの!?
いや…ごめん…
流星…今日もう疲れたやろ?
帰っていいよ、
え…うんわかった…
また来るね
明日!
明日笑
ありがとう。じゃあまた!
______________________
次の更新日は土日になるかと!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!