side西畑
唐突やけど俺は拓哉と付き合っている
めちゃめちゃに年下やし難しいのは重々承知や。
そんな俺は今、拓哉の家におる
「大吾くん~なんか飲みます?」
『え、あ、じゃあお願い』
「じゃあ紅茶で」
そう言ってくれてもてなしてくれるが俺はソワソワしている
後輩……彼氏の家に来るなんて緊張するに決まっとる
「大吾くん、、大吾くん?」
『え、あ、ごめん、、』
「動揺してるなんて珍しいっすね、笑」
『そ、そう?』
『…てか、大吾くん、って』
「あ、大吾?」
くすくすと笑う拓哉はいまいち掴めない
「はい紅茶、」
『あ、ありがと』
いつの間にか敬語は抜けきっていて
俺の横にとさっと座った
なんか、、、、、近ない?
「なんか近ないって思った?笑」
『え、うん笑』
「わざと。」
「…いい?」
皆まで言わんくてもそれが前フリだとわかる
いいよというように目を閉じると唇が重なった
> 挿入されたアイテム
既に俺も拓哉もその気になっていて
手が滑り込んでくるのに時間はかからんかった
『ぁ、っ、ん、』
「へへ、かわい」
『う、っさいわ、、』
「ええんですか、そんなこと言って」
『ぁ、!ひゃ、ぁっ』
『あ、っやば、、たくや、!』
『はなして、、っはな、して、』
「え、?なんで?」
『出る出る、でる、っからぁ』
「いいよ、」
その言葉を合図かのように飛び散った白濁。
しばらくぼーっとしてると
休む暇なんてないで。というかのように
拓哉にすり、と擦り付けられる
「まだ、付き合ってくださいね?」
『ぇ、っあぁ、っ!』
「俺、溜まってるんで」
年下の癖に俺より経験があるんやろか
きっと顔に出てたんやろう
少し顔を歪めながら俺と目を合わせた拓哉は
「大吾くんだけ」と呟いて同時に果てた。
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あんま絡みのないコンビなので難しかったです…🥺
変じゃなかったでしょうか………🥲🥲
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。