相澤side
嘘だろ、なんで記憶が…。
轟と戦って何もなかったはずだ
じゃあ、なんで……
俺は、今までの事を話した
俺たちの関係、雄英の事など。
あなたはまだ理解出来ていない表情で返事をする
このことを、A組のみんなに伝えなければならない
あいつらは…どんな反応をするだろうか…
ガラッ
俺が教室に入るとうるさかった教室がすぐに静かになった
そして、先程のことを話した
全員が、分からないと言う
だが、
轟だけが何か知っているような、悩んでいた顔をしていた
聞こうとしたが後での方がいいと思って今は聞かなかった
それにしても、一体誰なんだ?
そいつがあなたの記憶を?
記憶に関する個性なのか?
そもそも、その誰かとあなたになんの関係がある?
クソっ、疑問ばっかで全く分からない
このことを校長に伝えに行った
相澤side終
なにか思い出せそうで思い出せない。
頭の中にモヤがかかってる感じで何も考えられない
・
・
・
私は1日休んで1-A?に行った。
ガラッ
知らない人達からすごい質問される
く、苦しいっ…
あれ?こんなこと前にもあったような……
気のせいか。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!