あなたside
ジミンさんの家に帰ると棚の上に置いてあった写真が目に付いたので見てみよっかなって…
そしたら…
どこか懐かしい感じがしたんです。
何故かは分からないんですけど…
この海、私も行ったことあるのかな…?
日付は2015年6月13日…
…胸騒ぎがした。
私にとってこの日はとても特別な日って感じがするから…
大切なことを忘れてるような気がするから…
ジミンさんには言えないけど、私の頬には1粒の涙が落ちてきた。
きっと、頭は覚えてないけど、身体は覚えてるんだ…
この日のこと絶対思い出さなきゃ。
そう決心が着きました。
end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。