あなた「そ、そんな。いきなり困りますよ!オンボロ寮を譲れって…!」
クロウリー「なんでですか!?ほら、監督生サンは女ですから!!」
ユウ「学園長…大丈夫ですよ?私は…外で寝ますから…。」
クロウリー「あぁ!!監督生サンはなんて優しいのでしょう!!でも!そんな訳には行きません!!あぁもう!決めました!ポムフィオーレ寮に行ってください!寮長には話つけてありますので!!あぁ、なんて私優しいのでしょう!ほらほら、そうと決まれば出てってください!」
ユウ「いいんですか…?ありがとうございます!」
あなた「え、」
クロウリー「ほらほら早く!荷物は元々無いでしょう!!」
あなた「…分かりました…。今までお世話になりました。」
クロウリー「さぁさぁ、監督生サン!有意義に使ってくださいね!」
ユウ「わぁ…!ありがとうございます!…わっ!綺麗…!」
あなた「(私が集めた家具ですよ〜。…なんて。)」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!