☀️(やばい。非常にやばい。)
説明書に書いてあった
ダメなことを
あっさりとやらかしてしまった。
どうしよう。ホントにやばいかも。
色んなこと考えてたら
グクが話しかけてきた。
🐰「顔、青くなってるぞ…?
あ、俺、
なんで記憶喪失したのか
正直わかってないんだよね。
昔の記憶がほんとにちょっとしかなくて、
最初起きたときは
親の顔すらわかんなくて笑笑
ま、すぐわかったからよかったけど
でもなーんか忘れてる気がしてさぁ
昔の記憶を取り戻したいのに
昔のことを考えるだけで
頭が痛くなんだよ…ね……。」
☀️「嘘。話してくれた。
聞いてもよかったの?」
🐰「え。逆に言っちゃダメだったの?」
☀️「……………どうだろ?
実は、グクの担当になる時に
説明書…もらってさ、
“記憶に触れるようなことはしない”って
書いてあったから、
触れたらダメなことなのかなって
思って…
もしこれでパニック障害とか
引き起こしてたら、
私…
もうここにいれなかったよ…笑」
🐰「え、説明無視してこんなこと
聞いてきたわけ?笑笑
医者になれんのかよー?笑
ま、良かったね。俺の担当で。
俺はたぶんパニック障害にはなんねぇから
大丈夫だよ。」
🐰「でさ、今日会ったばっかかもしんないけど、
なんか、お前面白いよな笑
今まで会ったことないタイプなのに
なんとなく接しやすいわ。」
☀️「そう?
それは良かった?」
その後もグクと話して
グクの色んなことを知った。
実は最近意識が回復して
起きたばっかりだとゆうこと。
だから、家がどこなのかわからないこと。
覚えていた友達が1人しかいなくて、
やっとその友達と連絡できたこと。
グクも大変そう。😰
そーやって話してるうちに
夕方になった。
☀️「じゃあ。そろそろあがらなきゃだし…
帰るね。
これから、よろしく。」
🐰「おう。気をつけて。
よろしくな。」
☀️「グクってほんとは優しいよね。
じゃっ👋ばいばいっ!」
🐰「っは?!おい!!//」
案外楽しい1日だった♪
明日もいい日になるといいなって思いながら
ルンルンでオッパの待つ家に帰った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!