第7話

#6 過去 最後のコトバ
73
2019/01/18 13:11
__________ ツヅキカラ __________







ザーザーザーザー
















パラパラパラパラ









































雨がずっと傘を打ちつける音だけが








2人の沈黙を遮っていた。






























☀️(もうすぐ家だ。)
































沈黙が続きすぎて、









あっという間に時間は過ぎた。





































🐰「おい。あなた。」

































グクが沈黙を遮った。



































🐰「風邪…ひくなよ。

ちゃんと、飯くえ。

泣きたいときは泣いて

泣き疲れたら、ヒョンに笑わせて貰え」




















































突然言われたことだった。





























☀️(いきなり、なにゆってんの…。)











































🐰「家、着いたぞ。

んじゃぁな。」




































私は、急いで家に入った。










さすがに、久々にグクにキレすぎた…。







































今日のことをちゃんと説明してくれたから









































ちゃんと明日謝ろう。
















































でも、本当に嫌だったな。





































あのキス…。












































うん、まぁ明日謝ろう。


















そう考えていた、自分が浅はかだった。
















































それは曇り空から


激しく降る雨が



雲と雲の小さな隙間


一筋刺す太陽の光に反射して













美しいようで美しくない













そんな雨の日に、あった出来事。























































まさか、その次の日














グクが…























しかもグクの誕生日のときに限って


















































































































いなくなるとは思っていなかった。

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