第16話

声に出せない心の声。※
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2019/09/05 15:18
あなたside






冨岡さんは、私を横抱きにして寝室に行くとすでに敷いてある布団の上に押し倒す。
お互いの息があがっている、冨岡さんは私をまっすぐに見つめて聞いてきた。
冨岡「本当に良いんだな?今日は寝かせる気はないぞ?」
再確認してくれるのも彼の優しさ。
ここで断ってしまったら私も彼も生殺しだ。


私の答えは勿論
あなた『良いに決まってるじゃないですか。冨岡さん...』
冨岡さんの理性が切れる瞬間、何時もの青くすんだ瞳が獣の瞳に見えた。
あなた『ふっ...んっ...はぁ、、』
私が返事をするのとほぼ同時に冨岡さんに接吻をされた。

噛みつくような、深く甘い接吻。
冨岡「んっ......ふっ、、」
あなた『冨...岡...さっ、、んっ!』
冨岡さんは私に接吻を落としながら隊服のボタンをはずし始めた。
胸元の辺りまでボタンを外すと冨岡さんは露になった胸元に吸い付いてきた、突然の事に驚きながらも少し嬉しく感じた。

冨岡さんが口を話した時満足そうな笑みを浮かべ私を見てきた。
その熱を持った眼差しから目が離せないでいると
冨岡「そんなに見るな...」
と、一言。
そっぽを向いた彼の耳は赤くなっていた。
照れている彼も好きだ。
彼に自分の全てを捧げたい。
私はそう思った。
あなた『冨岡さんとの、......子供...ほしいです...』
つい口走ってしまった事に気付き口元を抑える。
冨岡の目が珍しく見開かれた。
冨岡さんも予想外の言葉だったのだろう、最初考えるような素振りをしていたがやがて視線を戻すと
冨岡「結婚してくれ。」
と、言われた。
結婚してくれ。は私も驚いた。

とても嬉しいのだけれど勿論OKなのだけれど、妻としてしっかり出来るのかが心配なのだ。

私が思っていた事を察してくれたのか
冨岡「心配するなあなたは俺の傍にいてくれるだけで良いんだ。」
と言ってくれた。
あなた『!!   はい...結婚します!』
冨岡「ありがとう。愛してるあなた」
あなた『はい...私も愛しています冨岡さん』
冨岡「ありがとう。          あなた続きをしても良いか?」
あなた『はい。』
続くよ。
眠いから切り上げる

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