昨日、紫耀くんと一緒に家ですごした
廉くん達には後ででも謝らなきゃな……。
そして今日は学校
一体どんな一日が待っているんだろう?
また、いつも通り騒がしい一日が始まる
今日は持久走大会の練習
女子と男子にわかれて行われる
まずは、女子から……
ですよねー。
そうして、始まった
結果あたしはとういうと……
最下位だった
次は男子の出番
その時、紫耀くんの口が動いた
言葉はないが、動きでわかった
『愛してる』の動き
それは、愛してるのサインだった
紫耀くん……\\\♡
この言葉でどれくらいのものが届いたんだろうか?
紫耀くん
あたしも、貴方を愛してます
そうして、持久走大会は終わった
紫耀くんは……
これは、一生の思い出となった
ふと気付くとあっという間に日が過ぎていった
紫耀くんと出会った日は、まだ1年で幼かったのに……
まだ、1年の二学期だよ!と話していた日から
もう日は経ち3年だ
あの日の会話も、あの日であった思い出も全てが懐かしい
ここで、過ごした時間。
あなたと過ごした時間その全てがあたしの宝物
あたしにとっての幸せは
紫耀くん。
あなたに出会えたこと
あなたを好きになったこと
あなたの隣で笑っている今
全てが、あたしの幸せ
もう3年。
あたしは、あなたと一緒にいるだけで幸せです
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。