いつもみたいに、あなたをベットに押し倒す。
あなた『今日は、優しいんだね』
龍友「別に、そんなことないで」
あなた『…だって、いつもだったらすぐ襲うもん』
龍友「っ、何が言いたいん?」
あなた『や、何かあったのかなって…』
龍友「そんな生意気なこと言えんのも今のうちやで」
あなた『そんなことないよ』
龍友「ふっ、覚えとけよ。もう二度と言えないようにしてやる」
今の僕は、余裕なんてない。
あなたに必死なんだ。
だから…
あなた『んっふ…っん』
あなたの唇に僕の唇を押し付けると、
苦しそうに口が開いた。
あなた『っん…』
その隙間に舌を入れたらもう逃げられない。
絡めて逃さない。
あなた『…んっ』
本当に苦しそうに僕の胸を叩くから、
離してあげた。
さぁ、どうするつもり?
あなた『…苦しいよ』
龍友「だから、さっき言うたやん…」
正直、僕も息苦しい。
龍友「ちゃんと、責任とって、ついてきてや」
またキスを再開した。
あなた『んっんっ…ぁ』
部屋に水音が響く。
龍友「さっきから、足もじもじさせて、どうしたん?」
あなた『…ねぇ、りゅう、と…おかしいよ…』
龍友「っなにが…」
あなた『…なんか、あったんでしょ…』
龍友「なんも、ないって。ほら、早く言え」
あなた『っ…し、したも、シてくださぃ…』
もう顔は唾液でびちゃびちゃ。
多分僕もだ。
ショーツを脱がすや否や、指を伝わせた。
あなた『ちゃ、んと、挿れて…』
龍友「ほんまにええんやな」
あなた『ぁんっ…ぁっ…』
更に激しく掻き回す。
あなた『ぁあっん…ぁっあっあ』
龍友「もうイったん?」
あなた『…っ』
潤んだ目でみるから、耐えられなくて挿れた。
あなた『あんっ…ぁぁあっ』
もうあなたは喘ぐことしかできなくなってる。
何回も奥まで突く。
あなた『っぁ…んっも、むっりっ…ぁあっぁあ』
まだ動きは止めない。
肌の音とイヤらしい水音しか聞こえない。
でもそろそろ限界で、
龍友「っん…っくっぁあ」
あなた『ぁあっ…んっあ』
あなたもイったらしかった。
龍友「…っ、あなたに、必死やねん…」
2人とも、肩で息をしてる。
龍友「だから、…保てなく、なってまう」
あなた『…いいよ、そんなこと、だったんだ』
龍友「…第二ラウンド、いくよな」
あなた『もっと激しく?』
龍友「当たり前。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。