『御機嫌よう!!...エンデヴァー!』
それだけ言い残して家を出た
とても清々しい気分だ!
でもまぁ......問題は衣食住
スマホにとある電話番号を入力してそれをかける
.......でるかね?
プルルル...とコールがなると、なんとワンコールでその人は電話に出た
え、早
うぬん...やっぱり駄目かね
数十分後
やっぱり爆豪は優男だね、うん
爆豪家
色々疲れた...ヒーロー基礎学の後に炎司さんの
理不尽な説教...やべ、眠い
寝ようかな?嫌でも人様の家で寝る訳には...
ドンッと肩を押され
座っていたソファーに寝転ぶ形になった
言い終わる前に爆豪は私の目に手を当て
もう片方の手で乱暴に頭を撫で始める
きっとこれは、爆豪なりの優しさなのだろう
そう思い瞼を閉じたらあっという間に寝れた
爆豪side
初めてコイツを見た時真っ先に思った事は
たった一つ
暗い女
コイツの目には光がなかった
あのクソナードでさえクソ見てぇに目輝かせてんのに
最近笑うようになっても
絶対、何回かは哀しそうな笑みを浮かべてやがる
なぁ、何で何時も寂しそうに、苦しそうに笑うんだ?
んで何時も思い詰めたような顔してんだよ
どうしたら...テメェは....._______________
NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。