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轟side
あなたが幼児化して2日目
リカバリーガールが言うにはあと少しで治るらしい
早くて今日中だとか
しかし、少し困ったことになった
そう、今日は平日、学校だ
その間あなたを世話してくれる人が居ねぇ
......そういえば今日って相澤先生の授業無かったよな
...でも任せて大丈夫か?
爆豪みてぇに子供嫌いだったら無理だからな
この会話を聞いてあなたは嬉しそうに
兎みたいにぴょんぴょん跳ね出した
そういえば何故かあなたは相澤先生に懐いてたよな
...相澤先生って安心するオーラでも放ってんのか?←
相澤先生がそう微笑むと
あなたは目をキラキラさせて喜びだした
麗日、それは少し失礼に聞こえるぞ
確かに薄汚れて、暗くて、第一印象最悪だったけど←
これでも一応頼りになる担任だからな
一限目
ああは言ったが、あなたが心配で仕方ない
相澤先生に迷惑かけてねぇか?............心配だ
すると、ガララララララララと後ろのドアが開いた
A組の皆が一斉にそこを見る
入ってきたのは相澤先生と相澤先生抱えられてるあなた
目を輝かせて笑うあなたと
それをニコニコと微笑ましく見ている相澤先生は
本当の親子のように見える
すると、この癒しのような空気を壊す輩が1人
そう、英語の授業担当のプレゼントマイク先生だ
この癒され雰囲気を壊すんじゃねぇよ...クソが←
あの、クソマイク...←え?
絶対ェ反省してねぇだろ......氷漬けにしてやる
……………………………
そう言いながらあなたがこちらに手を振ってくる
はぁ...俺の妹マジ可愛い...癒し←
早く昼休憩にならねぇかな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。