次の日




最近ようやく本当の自分を出せるようになってきた

大嫌いな敬語も、謙虚な態度も
私にとったら苦痛、だからあの家を出てからはずっと本性をさらけ出している

現在、バス内_____

私は家を追い出されたあの日から爆豪の家に住んでる



光己さんは娘が出来たみたいだと私を可愛がってくれるし、勝さんもとても優しく向かい入れてくれた

バスから降りて13号の長い話を聞いてる時だった





__________あの忌々しい気配を感じたのは

相澤先生は13号に私達を頼み
そのまま階段を飛び降りて敵を倒しに行った





...すごい、個性が聞かない相手には技術で対応してる...






あれがプロか.....

にしてもおかしい...ヴィランが襲来して来たのに
侵入者用センサーが反応しない...




.....この前の門が破壊されていたのと何か関係が？

全くもってその通りだ




するとその時_______________

ドンッと言う音をたて




1人の遠距離攻撃の個性を持つヴィランが
焦凍に向けて攻撃した

余りに突然の事で焦凍は個性を出そうとするがこの距離じゃもう間に合わない

　　　　　　　　焦凍が攻撃される






何故か、そう考えたら身体が勝手に動いた





___あなたは焦凍を、焦凍はあなたを
　　　　   　　　　 　2人で助けあって生きてね





何時かに言われた母さんの言葉が頭に響いた

焦凍の肩を思いっきり押す



すると右肩に焼けるような、鈍い痛みが走った

焦凍を庇った事で敵が放った攻撃は私の肩を貫通していた




.......うわ、めっちゃ痛い

爆豪の腕を借りて立ち上がる、するとつぎの瞬間
後ろから紫の霧のようなものが出てきた



...これも、ヴィラン？？

そんな言い方しなくても普通に殺しに来たって言えばいいのに




そんな事を思いながらも血が流れる肩を抑えながら戦闘態勢に入る



ドクドクと流れる血は抑える手を伝い
肘からポタポタと下へと滴り始めた

その時、切島と爆豪が殴りかかったが




その攻撃が効くはずもなく私達はワープに呑まれた

目の前の霧が晴れたかと思い目を開ける




...いや待て、何だこの浮遊感

落下してる...





もう肩痛すぎて叫ぶ余裕もない.....
さっさと対処しよ

足の裏から炎を出し火力で自分の身体を浮かせる

...今気づいた、私が着地した場所
ヴィランがうじゃうじゃいる中央じゃん、最悪

大勢でかかってきたヴィラン共を炎で囲む

それはジリジリと輪を縮め、ヴィラン達を追い詰める

.....弱い、弱すぎる


つまりコイツらは対オールマイト用ヴィランじゃない


...私達を抑える捨て駒か？


じゃあ誰がオールマイトを殺す？？
...ちょっと脅すか

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