第122話

頼み事ですって轟さん
37,761
2021/05/29 10:59
相澤消太
相澤消太
おい、あなたちょっといいか
あなた
?...ウッス








と、イツメンで話していると
相澤せんせーに呼び出されたので


とりあえずついて行くことにした





なになに?面倒事?


そんなの絶対にお断りだかんな












相澤消太
相澤消太
ここだ、座って待ってろ









そう言って連れてこられたのは校長室

言われた通り中に入ってフカフカなソファーに座る




ここ来たの2回目だけど
やっぱりこの椅子最高だわ、うん

そう思いながら暫くソファーを堪能していると



校長室に、ある人物が入ってきた










塚内直正
やぁ、君が轟あなたさんかな?







...おやおやおや.......







あなた
......おやおや、警察さんじゃないですか
あなた
私に何の用でして?
塚内直正
実は君に頼みたい事があってね
あなた
...それはヒーローとしての頼み事?








もし、ホントに頼みたい事ならば
こんな中途半端な時期に来やしない




ならば、少し前にあった"仮免試験"

私はコレを首席で獲得している


それ故に、ヒーロー活動も許されている





事件事を頼むならばある意味逸材だ








塚内直正
ははっ、(恐ろしい程に)勘がいいな......
あなた
で、内容は?
塚内直正
ああ、実は__________








話の内容は、簡単に言えばこうだ






この任務を成功することが出来たならば

ヴィラン連合の1人
"黒霧"を捕まえる事が出来るかもしれない



コイツが捕まれば、ヴィラン連合の行動範囲も絞れる


もしかしたら
何が重要な情報を聞き出せるかもしれない......








塚内直正
仮免を首席で合格
体育祭では女性でありながら2位
塚内直正
更にはあの通形ミリオに攻撃を入れた
塚内直正
どうか...どうか君に我々の調査の手助けをして欲しい
塚内直正
頼めるかな?
あなた
.........分かりました、承りましょう










......まぁ、上手くいく感じはしないけど...

それで......荼毘に...いや、燈矢兄さんに近ずけるなら



また...一緒に笑えるのなら



断る理由など、私の中にはないのだろう





「己の正義を貫いた者が、最後に笑うのだ」












あなた
必ず、黒霧を捕まえます
塚内直正
!!...感謝する!



...怪我なく帰って来れますよーに

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