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私と焦凍は2人用のソファーに座って映画を見てる
えっとね?私ホラー系は得意のつもりだったんだよ
まさかこんなに怖いとは思って無かった(震え声)
内容的には、
迷い込んだ館に住む7人の老若男女が
まだ分からないけど
目的の為に主人公を殺そうとしてる物語だ
『私達のために!貴方は死んでよぉぉぉおお!!』
『い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!』
振り下ろされた剣の音でビビるとかこの兄妹やばいな
いやさ、焦凍は冬美姉さんとか、居たけど
私1人だったから夜のトイレとかも一人で行ってたし
大丈夫かなぁ?って思ってたのよ
......怖いものって慣れる事出来ないんだね(白目)
『ねぇ〜、お姉ちゃんどこ〜?』
『遊ぼ〜よ〜...』
物語の途中で町娘と遊んでいた双子の子供
裸足でフラフラと歩く様子は正にゾンビ
結構怖いよ?←
と、まぁホント下らない喧嘩をしてる時だった
_____ぺた...ペタ...
少し遠くから聞こえる足音に
私と焦凍は喧嘩をやめて顔を見合せた
うわっ、焦凍顔真っ青やん、病人みたい←
_____ぺたぺた
段々近くなる足音に
私と焦凍は傍にあったクッションを目の前に構えた
なんで隠れるとか逃げるとかの発想は無かったんだ←
そして、暗い廊下から人影が見えたので
私と焦凍は同じタイミングで
クッションを思いっきり投げた
投げてから数秒後、爆豪は顔からずるりと落ちた
クッションを破れるくらい握って
私達の方をニッコリと悪い笑顔で見てきた
ヤバいヤバいヤバい
非常にヤバい、これは大分怒っていらっしゃるぞ
思わず顔が真顔になる私と焦凍に
爆豪は思いっきりクッションを投げてきた
突然の事だったので対処出来ず
爆風と共に投げられたクッションは
見事私と焦凍の顔にクリーンヒット
あ、まだ焦凍震えとるw
そこの皆さん、とりあえず助けて下さい((((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!