ピピピピ ピピピピ、ガチャッ
私の起床時間は6時
家族全員分のお弁当や朝ご飯
その後に掃除、洗濯をしなきゃいけない
...きつ
次は掃除
掃除機で使ったら起きるからホウキでやる
めっちゃメンドイけどね
隅々までやらないとうるさいから、あの人達
最後に洗濯、適当に洗剤と柔軟剤と洗濯物をぶち込む
それでスイッチON
はい終わり
んで家に私が居ると怒鳴られるからある所に行く
ガララララララ
まだ薄暗い時間では人や車が少ない
雄英始まるのが8時位で今は6時50分
何とか行ける
「精神病院」
やっぱり毎日来てるから認知されてるなぁ
前まで敬語だったのに今はタメだ...まぁ、良いけど
なんて事を考えてたら病室に着いた
コンコンコンとドアを叩く
母さんが此処に入院してから今日まで毎日面会してる
最初は喋らずに終わってたけど
ここ数年でやっと会話ができるようになった
ガララララララ
私に行ってらっしゃいと言ってくれるのは
母さんだけ...他は無視される
前までは焦凍も言ってくれたけど
今では炎司さんに感化されたのか邪魔者扱い
人って感化されやすいんだなぁーとしか思わない
私は彼奴らを全否定するだけだから
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!