だって、ねぇ?
混乱してもいい事ないし
それに........こんな状態になったって
誰も心配なんかしないし
嫌がらせが終わる訳でもないから
うん、平常心が1番
とりあえずイライラするから外出るか
はぁ......色々と面倒臭いねぇ
公安、燈矢兄さん、嫌がらせ、次にストレスと来た
ホント、ヒーローもヴィランも一般人も
何もかもどうでもいいし面倒臭い
こりゃ本当に疲れてんな
もうそろそろ限界なんかねぇ、ヤダな、面白くない
もっと楽しく面白く生きてかなきゃ
....外出よう
そう部屋を出る…と、目の前には私に様々な視線を向けるクラスメイトたち
何を
どうして私を疑うの
そんなん知るかよ
「信じる」とか「信じない」とか
一々伝えられても反応に困るだけだからやめて
...は?
今コイツ何つった?
私が??ヴィラン?
一方的に詰めて
一方的に決めつけて
ここで私が何か言っても、アンタ達は信じないんでしょ
《予測演算開始》
《3秒後に後ろへ3歩移動する》
《3、2、1》
予測された通りの行動をとる
咄嗟に私に触れようとしたソイツを
私はただ笑って拒んだ、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。