第7話

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2021/08/05 10:54









あなた「え、結局私は何をすればいいの?」






千冬が、東卍創設から今までの出来事、稀咲の企み、バジさんの素晴らしさについて懇切丁寧に教えてくれた。






私の脳ミソも千冬の脳ミソも石ころだ。







いつの間にかもうお昼になっていた。







クソダサ君は途中で小学生ぐらいの子に連れて行かれて、はぐれてしまった。






そりゃそうだよ、そんな髪型でへにゃへにゃしてんだから舐められるに決まってる。







千冬「もうこんな時間だし、マックで作戦会議しようぜ。」




あなた「いいね。奢ってくれるの?」




千冬「バカか。」











2人してビッグマックを注文して、席に座る。






いっぱい食べないと筋肉がつかないんだよ。








あなた「私達のバジさん応援作戦に成功を!!」




千冬「カンパーイ!!!」








紙コップのため音は鳴らないが、カツン、とコップを合わせる。






…………あれ、もしかしてめちゃくちゃダサい?




周りからの視線が痛い。









バンッと千冬がマックシェイクを置く。









千冬「まず言っておくが!!俺も場地さんのために何をすればいいか分からねぇ!」




あなた「……は?」




千冬「来週、10月31日、東卍と芭流覇羅がぶつかる。とりあえず、そこで勝たなきゃなんねぇ。」




あなた「ふむふむ。」




千冬「お前、戦えるよな?喧嘩してるとこ見たことねぇけど。」




あなた「まぁ、一応お兄ちゃんと不良やってるよ。」





やりたくてやってる訳じゃないからね!!



何回も言うけど!







千冬「じゃあ、もし稀咲が何か怪しいことしようとしてたら抑えてほしいんだ。」




あなた「え、あ…あの稀咲ね。」







話を聞く限りは相当ヤバい奴だ。







あなた「成功したらナゲット15ピース、よろしくね。」




千冬「場地さんのためだ。仕方ねぇ。」




あなた「よっしゃ千冬!私、やってやるよ!!」







立ち上がってハイタッチを交わす。













「あれ、千冬とあなたじゃん。」




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