一方的にそう告げると、
僕は彼女の肩にガウンを掛けた
ちょっと意地悪したくなって
キッチンに向かいながらそう言った
すると後ろからヌナのごねる声が聞こえてきた
振り返ると虫を払うみたいにガウンを脱ぐヌナ
完全に拗ねちゃったヌナは寝室に
荷物を取りに行ってしまった
寝室に行くと黒のセクシーで際どい下着を着たヌナが
服も着ずにカバンだけ持って立っていた
そんなふてくされたみたいな顔で
カバンなんか持っちゃったら
せっかくの色気が台無しじゃんㅋㅋㅋ
僕は結局ヌナが可愛くて言うことを聞いてしまう
僕は後ろからくっついてくるヌナを引きずって
自分の部屋のクローゼットまで来た
そう言うとヌナはパタパタとリビングに
走っていってしまった
あのシャツは長めだからと思って渡したけど
薄手の素材だから黒い下着がくっきり…
余計にえろくなっちゃったじゃんㅎ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。