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第11話

11話🍷
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2023/03/08 09:01
あなた
よいっしょっと…

私は高級車の後部座席に乗り込んで

言われた通り下着姿になってユンギを待った



なんか仕事の電話があるから済ませていく、

って言ってたけど

それ今すること?とか彼女でもないのに

しっかり嫌な気分にはなる

乙女だなー、私♡


そしてバカ高い布…もとい服は脱いでも

グクにもらったネックレスは付けたまま

だってそういう約束だからね


本人が分からないからって約束を守らないのは

あまりに不誠実だし



窓の外にチラッと目をやると

その仕事の電話とやらは短く済んだみたいで

ユンギがこっちに向かってきていた

ユンギ
ユンギ
お待たせ、寒くね?大丈夫?
あなた
…おそい
ユンギ
ユンギ
は?…おわっ!

寒さなんか気にしてるユンギが車に乗ってきた瞬間、

ちょっと驚かせたくなってグイッと腕を引っ張った

そのせいでユンギは私に覆い被さるような

格好になってる

うん、びっくりしすぎだよ?ㅎ

あなた
んふっ、びっくりした?
ユンギ
ユンギ
ったく…盛ってんなよ…//
あなた
ごめんねㅎ

私がクスッと笑ったのを最後に沈黙が流れる

この沈黙を破るのは、ユンギの仕事
ユンギ
ユンギ
…どうしてほしい?
あなた
んー、そうだな…

今日はどんな夜にしてもらおうかとワクワクしながら

彼の服を脱がし始める

ボタンを1個取るごとに彼の鍛えられた肉体が

徐々にあらわになっていく

ユンギ
ユンギ
勝手に脱がすなって…
あなた
私だけ下着姿?ユンギも見せてよ

さらにボタンを外してシャツを脱がせようとすると、

その手をガシッと掴む彼の手

顔を見上げれば、どこか不敵な表情を浮かべている

ユンギ
ユンギ
お前が先だろ

そう言ってユンギは私の下着を一瞬で取り去った

残すはショーツとネックレスだけ


ユンギの手がネックレスに伸びる

今度は私が手を掴んで止める番だった

あなた
これは取りたくないの
ユンギ
ユンギ
…?なんで?
あなた
このバカ高い布くれた男の子との
約束なの。今日は一日中取らないって

その瞬間、ヘラヘラしてしまりのなかった

ユンギの目つきが変わった

ユンギ
ユンギ
へえ?そう
あなた
そうなの、だかr...んあぁっ♡

目の色が変わったことに気づいても煽ろうとした

バチが当たったらしい


ユンギの骨ばった男らしくも白い指が

私の胸の先端を痛いくらい強くつまみあげていた
あなた
ねえユンギっ、離してよぉ…//
ユンギ
ユンギ
今から誰と何するか分かってんの?
あなた
分かっ、てるっ♡
ユンギ
ユンギ
どうだかな

そう言うとユンギは私をうつぶせに寝かせて

覆いかぶさりながら耳元に唇を寄せてきた


彼の熱く柔らかい唇が耳に触れるだけで

高められはじめた私の体は反応してしまう
ユンギ
ユンギ
どうする?このまま胸でイク?ㅎ
あなた
そんなの無理___
ユンギ
ユンギ
お前ならイケんだろ
この体なら、な?ㅎ


私はyesの意味を込めて、私の耳をなでる

彼の手に自分の手を重ねた

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