第3話

Story 1
74
2021/10/02 15:43
ガタガタ…
何かが揺れる音で目が覚めた
(なまえ)
あなた
うわ…地震?
ぱっと目を開ける
(なまえ)
あなた
シンプルに眠いわ…
まだ眠い目を起こそうと、目を擦ろうとした
ゴンッ
(なまえ)
あなた
手が何かにあたってて目に届かない…
(なまえ)
あなた
仕方ない…
(なまえ)
あなた
起きるか
ゴンッ
上半身が何かにあたりまたしても鈍い音が響いた
(なまえ)
あなた
え、頭にもなんか当たるんだけど
(なまえ)
あなた
寝返りも打てないし…
(なまえ)
あなた
え、てか後ろベッドじゃなくない?






︎︎
(なまえ)
あなた
…あー!おっけおっけ、何となく理解!
そうっ!僕は理解してしまった
あ、多分これ箱詰めかなんかされてんなあ
(なまえ)
あなた
…大丈夫かな…
流石の僕も少し不安になってくる








(なまえ)
あなた
これ足痺れないかな…
(なまえ)
あなた
僕ちょっと痺れやすいのに…
それよりこの振動音は乗り物のせいなのか?
電車の振動と少しにているけど
そこまで大きくない
なんの乗り物かはわからないなあ






そのうち、外から聞こえてきていた振動音がやんだ
(なまえ)
あなた
…?
(なまえ)
あなた
あ、目的地についたのかなぁ?
ようやく揺れが収まる…
そう安堵していると、急な浮遊感に襲われた
どうやら箱が浮いたらしい
(なまえ)
あなた
うわ…きもちわる
またどこかへ運ばれるのか…
(なまえ)
あなた
マジで足痺れる…






しばらくすると浮遊感がおさまった
(なまえ)
あなた
今度こそついたのかな?
先程のような振動音や浮遊感は全く感じられない
(なまえ)
あなた
(それにしてもなんで箱詰めされてんだろ)
(なまえ)
あなた
(ま、死ぬ訳でもないしいっか)
…早く開けてくれないかなあ
そんな気持ちで蓋が開くのをを待っていると
突然炎と共に蓋が飛んで行った
(なまえ)
あなた
わーあ
(なまえ)
あなた
びっくりしちゃう
グリム
グリム
よし!早く制服を…って
グリム
グリム
ふ、ふなぁっ!
グリム
グリム
な、なんでお前起きてるんだぞ!
(なまえ)
あなた
え、人間だから…?
(なまえ)
あなた
それよりたぬきさん
(なまえ)
あなた
耳燃えてますけど大丈夫そ?
グリム
グリム
これはチャームポイントなんだぞ!
グリム
グリム
んでオレ様はたぬきじゃねえ!
(なまえ)
あなた
じゃあ猫?
グリム
グリム
ちがう!
グリム
グリム
まあいい。お前!オレ様にその制服をよこすんだぞ!
(なまえ)
あなた
え、制服なんか着てないけど?
グリム
グリム
グリム
グリム
嘘つけ!
グリム
グリム
今お前がきてるやつだ!
(なまえ)
あなた
あ気づかなかった
(なまえ)
あなた
これ制服なんだ…?
(アイコンの着てる服は気にしないでね)
グリム
グリム
渡さないと…丸焼きだ!
いや急展開すぎない?
(なまえ)
あなた
それは困るよ
こうゆうときはマミーに言われた通り
誰かに助けを求めることにしよう!
(なまえ)
あなた
だれかーーーーーー!
(なまえ)
あなた
たぬきに丸焼きにされるーーーー!
(なまえ)
あなた
たすけてーーーー!
グリム
グリム
コイツ!まつんだぞ!
(なまえ)
あなた
それで待つ人間いないだろ?‪w
んーでも
わりと走ってるのに人に会わない…
(なまえ)
あなた
ここ、図書館かな?
夢中で走っていると本の沢山あるところについた
(なまえ)
あなた
広いなぁ…
あまり本を見る機会はなかったため少々興味があった
グリム
グリム
オレ様から逃げれると思ったか!
走るのやめてたから追いつかれちゃったあ
グリム
グリム
さあ!丸焼きにされたくなかったらその制服を渡/ふぎゃっ!
ぴしっと音を立ててムチのようなものがとんでくる
(なまえ)
あなた
おぉっ
グリム
グリム
痛ぇゾ?!なんだあこの紐!
学園長
紐ではありません!愛のムチです!
学園長
ああやっとみつけました
…?だれだ?
学園長
君!今年の新入生ですね?
学園長
だめじゃありませんか!勝手にゲートからでるなんて!
…この人すっごい鍵ついてんな…
3ヶ月後どれがどの鍵かわかんなくなってそう
学園長
それに!まだ手懐けられていない使い魔の同行は校則違反ですよ!
鍵の人はグリムをつかんでいた
グリム
グリム
離せー!オレ様はこいつなんかの使い魔じゃねえんだゾ!
学園長
はいはい!反抗的な使い魔はみんなそうゆうんです。少し静かにしていましょうね。
鍵の人はグリムの口をつかんでいる
(なまえ)
あなた
(もがいてる…‪w)
グリム
グリム
ふが!ふがが!
学園長
まったく!勝手にでてきてしまう新入生なんて前代未聞です!
学園長
はぁ…まったくどんだけせっかちさんなんですか…
(なまえ)
あなた
いやそんなこといわれてもさあ
学園長
さあさあ!とっくに入学式ははじまっていますよ!鏡の間へ行きましょう!
こいつ話聞かないタイプのやつだ
(なまえ)
あなた
あいあいさー
しょうがないからついて行くことにした
学園長
というかゲートのふたは特殊な鍵でなくてはあかないはずなんです!
学園長
なぜ開いてしまったのでしょう?
(なまえ)
あなた
炎と共にふっとびました
学園長
…結局この使い魔が原因なんですか…
学園長
連れてきたのならちゃんと面倒をみなさい!
なんか怒ってるけどさぁ
(なまえ)
あなた
僕の使い魔じゃな/
学園長
おっと!長話をしている場合ではありませんでした!
学園長
早くしないと入学式が終わってしまう
学園長
さあさあ、行きますよ!
(なまえ)
あなた
いや話きいてよ
(なまえ)
あなた
ここはどこなの?
学園長
おや?君、まだ記憶がはっきりしていないんですか?
(なまえ)
あなた
いやさっき寝たからすっきりしてるよ?
学園長
空間転移魔法の影響で記憶が混乱してるんですかねぇ
学園長
まあいいでしょう!よくあることです!
(なまえ)
あなた
まあいっか
学園長
では歩きながら説明してあげましょう!
学園長
私、優しいので!
(なまえ)
あなた
そっすか
(なまえ)
あなた
それはなによりです
〜中庭〜
学園長
ごっほん!
学園長
ここは『ナイトレイブンカレッジ』。
学園長
世界中から選ばれた類稀なる才能を持つ魔法士の卵が集まる
学園長
ツイステッドワンダーランドきっての名門魔法士養成学校です。
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
9割わかんないんだけど
学園長
そして私は理事長よりこの学校を預かる校長。
学園長
ディア・クロウリーと申します
(なまえ)
あなた
ごめん、説明の説明お願いしていい?
学園長
ちょっとまってください
学園長
ごっほん!
学園長
この学校に入学できるのは『闇の鏡』に優秀な魔法士の資質を認められた者のみ。
学園長
選ばれし者は『扉』を使って世界中からこの学園へ呼び寄せられる
学園長
あなたの所にも『扉』を乗せた黒い馬車が迎えに来たはずです
(なまえ)
あなた
なんかガタガタしてたんは馬車のせいか
学園長
あの黒き馬車は、闇の鏡が選んだ新入生を迎えるためのもの。
学園長
学園に通じる扉を運ぶ、特別な馬車なのです
(なまえ)
あなた
今どき馬車…?
(なまえ)
あなた
いやなんでもないです
学園長
…はぁ
学園長
古来より特別な日のお迎えは馬車と相場が決まっているでしょう?
(なまえ)
あなた
え、じゃあ勝手に馬車にここ連れてこられたってこと?
グリム
グリム
むがーー!むががー!
学園長
さっ、入学式に行きますよ
(なまえ)
あなた
(こいつすげえ無視してくるじゃん)

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