にしてもここ広いなぁ…
歩きながらしみじみ思う
あとイケメンがいっぱいいるきがする
あの人とか足長すぎない?
もはや足でできてるじゃん
こわっ…
学園をでてしばらくあるくと、古めの建物が見えた
その建物は、蜘蛛の巣やつたでおおわれていて、あまり綺麗とは言えないようなものだった
でも綺麗とは言えないけど掃除すればちゃんと家の役割は果たしてくれるだろうし
あそこまで掃除しがいのありそうな建物ははじめてだなぁ
ペンキも塗り直そう!
とりあえず入ってみるか…
ギィィィィ
重苦しい音を立てて扉が開く
やはり中も外と変わらないような状況だった
ものを退かすことからはじめよう!
床に落ちている紙切れやなにかの破片を片付けると、家の中が少しみえるようになった
窓ガラスを床に落ちていたボロきれで拭くとい くらか外が見えるようになった
するとその時、蛍のような緑色の光が外で光っているのがみえた
外に行って確かめることにした
光の中に人影がみえた
近くにいってみよう
そこに確かに人はいた。
だが近づくとちょうど自分の目線あたりに人の腰が見え、顔がよく見えなかった
その人は背が高く、この状態では顔が見えないのだ
その人はしゃがんで目をあわせてくれた
その瞬間蛍のような光が弾けた
それと同時にツノ太郎の姿が消えた
よし!掃除用具1式が届いた!
あっという間に届いてしまった
しかもいつの間にか玄関に置いてあったし
掃除はよく家でやっていたから得意な方だ
2、3時間たった頃にはすっかり綺麗になっていた
実は掃除をしている時に幽霊がでた
少し驚いたけどここに住んでるなら同じ住人だ
幽霊が掃除に協力してくれたので早く終われた
窓の外に何やら叫んでいる獣がいた
職員「ああ、話はきいているよ」
職員「聞きたいことはなんでも聞いてくれ」
→次回に続きます
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。