「うぉぉおぉ、ちっちゃいなぁ」
3人目の子と初対面した、遥輝。
『それ何回目よ笑』
「まだ3回目や。
あなた、お腹痛めて産んでくれてありがとうな」
1人めも2人めの時もそう言った。
『こちらこそ、色々サポートありがとうございます』
「うぉ、手握った。」
12月25日、クリスマス生まれの男の子。
「元気に育てよ、冬輝。」
冬に輝くと書いて、ふゆきです。
『ふふ、うちの男性陣はみんな輝きますねぇ』
「あなたが輝く入れたい言うたんやろ」
『まぁねー?』
パパは遥かに輝くで遥輝
長男は海のように輝くで海輝
今日生まれた次男は冬に輝くで冬輝
『希呼ももうお姉ちゃんか。ちゃんとお姉ちゃんできるかな?』
「この間3歳になったんやし、もう立派なお姉ちゃんだと思うで?」
『だよね、お手伝いもしてくれるし、良いお姉ちゃんだ』
長女の希呼は12月の10日に3歳になったばかりの西川家長女。
「あなたは心配し過ぎや。産んだあとくらい、ゆっくり休んで、子供たちのことは俺に任せ?」
『でも正直、遥輝の方が心配だよ?』
「俺は大丈夫!オフシーズンやしゆっくり休めた!」
『違くて、
ヘマしないか。』
「え」
『嘘じょーだん。
頼りにしてるよ?旦那さん』
「その冗談キツイて〜」
西川家。
新たに家族が一人増え、二男一女の
5人家族になりました。
✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎
占いツクールの方で書いている
「もしものはなし」という作品の番外編というか、
これから先(相当先)に書く予定のお話です
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。