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2021/03/26

第6話


いつもなら残って仕事をこなすけど

今日はしっかり定時で会社を後にする

彼は仕事で出席日数は少ないのだけど

今日は久しぶりに学校に行けるらしい

久しぶりの学校だからって迎えに来て、なんて可愛く頼まれて

もちろん答えはYes



いつもと違う道を通って彼の学校へと向かう

校門より少し離れたところに車を停めて 着いたよ、ってメッセージを送ると

分かった、ってスタンプ付きの可愛らしい返事



「あなたちゃん、」

『あ、お疲れ様、』

「あなたちゃんもね、」

明るい髪をなびかせて助手席に座る

これがいつものパターンで思わず頬が緩む


「今日ね、2限目の時にね、」

なんて嬉しそうに今日の出来事を話してくれて

疲れが吹っ飛びそうなくらい それくらい彼の笑顔には癒し効果がある

『今日家来るんだよね』

「うん!」

『ちゃんと片付けてきたよー』

「別に汚くても気にならないもん」

『久しぶりに来るから気合い入っちゃって』

「嬉しいなぁ、」


仕事とのギャップがありすぎて

いつもキュンキュンして大丈夫かと思う時もあるけど

やっぱり彼は手放せない存在




住んでいるマンションに車を停めて彼から先に車を出る

出て少ししたら私も、って念の為に






鍵を開けて彼を家に招き入れると


「わぁい、久しぶりだぁ!」

『ふふ、手洗ってね』

きっちりした制服姿でぴょこぴょこして手を洗いに行く彼は

ほんとに高校生なのかと疑うほど

こんな彼を見れるのは私だけで

「あなたちゃん、好きだよ、」

『うん、私も』




「だからさ、沢山ちゅーしようね」






久しぶりの彼は、少しだけ、ほんの少しだけ大人になった気がした