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第26話

💛


学校が終わり
いつも車が待っているところに行くと
翔太、ふっか、あなたちゃんが
もう待っていた



『悪ぃ…遅くなった』


そう言って近づくと



深「もう車来てるよ!」


ふっかはいつものように
車の扉を開けてくれる


『ありがと…』


扉を開けると
先に翔太が乗り込み


翔「おい…あなた!」



外にいるあなたちゃんを呼ぶ



あなた「ん?どうした?」


翔「乗れ、」


あなた「え?でも…」


そう言って気まづそうにふっかの顔を見る


翔「良いから乗れって、」



あなた「う、うん。わかった、」



渋々翔太の隣に座るあなたちゃんを見て



『ふっかも一緒に帰ろう』


深「いや…俺は…」


俺が誘うといつも気まづそうな顔をして
断ってくる



『俺と一緒に帰るのヤダ?』


深「ち、ちがっ!」


そう言うとふっかは慌てて顔を上げる


『なら乗ってよ…ね?』


深「…、わかったよ」


ふっかも渋々車に乗ってくれる



ふっかと何年も一緒に居るけど
学校帰りに一緒に車に乗って帰るなんて
初めてだ…



嬉しくて自然に笑みが零れる




扉を閉めると
ゆっくり走り出す車



翔「今日ずっと目黒と居たの?」


『うん!蓮もブランケット作るみたいで』


『いい毛糸探してたの!』


翔「そか…明日もあなたの教室いく…」


『うん。待ってるね』


そう言って子供をあやすように
翔太の頭を撫でるあなたちゃん



そんなあなたちゃんと翔太を
ふっかは何故か悲しそうに見つめていた



『ふっか?』


深「ん?」


『何かあった?』


深「え?」


『何か悲しい顔するから…』



そう言ってふっかの顔を撫でると
少し顔を赤く染めてピクンっと
小さく動く


深「な、何にもねぇよ!」


俺から目を逸らし下を向く



『ふっかはすぐ溜め込むから…』


『何かあったら俺が守ってやるから』


『ちゃんと言っておいでよ…』




ふっかの頭を優しく撫でると
少し目に涙を溜めて俺を見つめてくる





最近のふっかは
ふとした時に悲しい顔をするようになった



原因は分からない。
ふっかは何に悩まされているかなんて…





俺には分からないんだ…





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