無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第33話

🤍


皆でご飯を食べ
翔太と2人で翔太の部屋に戻る



ガチャ


薄暗い部屋の中を
スタスタと歩きベットに腰かける翔太の
背中を優しく撫でる



『大丈夫?』


翔「うん…」



下を向いて何も話さない翔太





今は1人にしてあげた方がいいかな…



『また何かあったら言って?』


『私、部屋に戻ってるから…』



そう言って翔太から離れようとすると



ギュッ



『…えっ?』



翔太に腕を掴まれた



『…翔太?』



翔「行かないで…」







翔「…1人になりたくない…」




目に涙を溜めて私を見つめると
また私から目を逸らし下を向く



『わかった…隣にいるね…』



私もベットに腰かけ
また翔太の背中を撫でて
安心させるように言った




翔「…涼太、」


『ん?』


翔「元気そうで良かった…」



私の手をギュッと握り言う翔太に
私も手を握り返し



『そうだね…良かったね』



私がそう言うと翔太はコクンと頷く





急にドSになったり…
急に可愛くなったり…




翔太とは毎日会ってるのに
飽きないほど知らない翔太がいる




翔「風呂…入ってくる」


『わかった…着替えの用意しとくね』


翔「部屋に居ろよ…」


『うん!戻ってくるの待ってるよ』



そう言うと安心したのかスタスタと
バスルームに入っていく



コンコン



『はい!』



ガチャ



深「あれ?翔太は?」



『今お風呂入ってます』



深「そか…翔太大丈夫そ?」



『今は1人になりたくないみたいです…』



私がそう言うとふっかさんは
ゆっくりソファーに腰かける



深「あなたちゃんが居てくれて良かったよ」


『え?』


深「あの翔太が甘えれる人が出来て良かった…」



深「もしあなたちゃんが居なかったら…」




深「今日みたいな事があった時、翔太は俺にも甘えないから…」



深「翔太はずっと1人で抱えてきたからさ…」



『私は何もしてないんで…』



本当に私は何もしてない…



翔太をちゃんと救ってあげてるのかも
分からない…



翔「ふっか何してんの?」


ふっかさんとソファーに座って話していると
後ろにバスローブを着た翔太が立っていた


『早かったね!』


深「翔太ゆっくり休めよ!じゃ、俺は部屋に戻るよ」


ふっかさんは手をヒラヒラ振って
翔太の部屋を出て行った



『髪の毛乾かさないと風邪ひいちゃうよ?』


『ほら、ここに座って…』


翔「ん…」


ソファーの下に座らせて
私は翔太の頭をドライヤーで乾かす



気持ち良さそうに目を閉じる
翔太を見ていると愛おしくて…



もう傷ついた顔をしないで…
と願うことしかできない




『おし!出来た!』


翔「ありがと…」


『じゃ、私も部屋に戻るね』


翔「ヤダ!」


『え?でも…お風呂入らないと…』


翔「ここにあるじゃん!」


『着替えないし…』


翔「…、一緒に取りに行く…」



完全に甘えたモードになってしまった翔太



仕方ない…



『じゃ、来てくれる?』


そう言うと嬉しそうにニコッと笑い



翔「うん!一緒に行く!」



本当に子犬みたい…



フワフワの髪の毛をサッと撫でて
2人で私の部屋に向かう






.