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2021/09/08

第2話

つー
?「あ"っっっづ…!!?! はぁ?!??」


『え、ごめんなさい』





やっちゃった

ジュッッっていってたな…絶対痛いじゃん


『(あっちゃー…悪いことしちゃった)』


男の人は口元を抑えしゃがみこんでいる。


『ご、ごめんなさい…大丈夫デスカ?』


そう声をかけると


?「ひゃは♡オモロ。」


ゆらりと立ち上がり近づいてくる。

あ、やっぱり口元 火傷してる


?「俺に花火向けるとか歯ァ折られてぇの?♡」


『歯…?いや、ワンチャン 花火でタバコに火をつけれるかなって思って…』


?「は?」


『え?』



男の人は、きょとん とした顔になり次の瞬間 お腹を抱えて笑い始めた



どういうこと?


?「あー、やっぱおもしれぇわ。花火はやめてくれ♡ライターねぇの?」


『チャッ〇マンだったらあると思うんですけど…探してきます』


?「じゃあ、ふっ、花火…っ…花火でいいわ」


男の人は笑いを堪えながら私が持っている花火を指さして そう言った。


『でも危なくないですか?やめておいた方が…』


?「はァー?さっき自分から花火向けてきたやつが何言ってんだよ。おら、次は手でたばこ持っとくからよ」


『わかりました』


私は花火を男の人が持っているタバコに近づける


?「お、ついた。やるじゃん♡」


『やった』


謎に褒めてもらって何故か嬉しくなる


?「なんで1人で花火やってんの」


『1人の方が楽しいので』


?「ばはっ♡さては友達いねぇなー?」


『…』


?「え、まじ?」


わざわざ口に出さなくていいじゃん。

そこは心の中に閉まっといてよ


?「仕方ねぇーなー。俺が一緒にやってやるよ」


『いえ、結構です』


?「線香花火とか懐かしっ。」


『え、話聞いてます?』


?「じゃあ 線香花火、先に落ちた方が言う事聞くってルールな」


『ちょ、話…』


?「ん、」


私の話を華麗にスルーして隣から線香花火を持たせてくるこの人。

絶対、傾聴力ゼロじゃん。


『…わかりました』


ここは私が大人になろう

男の人から線香花火を貰い一緒にしゃがんで火をつける。

2人同時に火をつけてパチパチと燃える線香花火を静かに見る。
?「そういえば名前は?」


『清水あなたです。お兄さんの名前は?』


半間「俺、半間修二。つかお兄さんってなんだよ」


『え?だって年上でしよ?』


半間「あなたチャン 何歳?」


『私、高2です』


?「俺も」









『えっ』








まじか


半間「何歳に見える?♡」


『てっきり19歳くらいかと』


半間「生意気かよ〜そんな老けてねぇーし」


『じゃあ半間君って呼ぶね』


半間「君付けとかキモ。半間でいいぜ」


『そっか』


あ、線香花火 落ちそう。




『あ、落ちちゃった』


半間「よっしゃ」


私の線香花火が落ちた後 続いて半間の線香花火も落ちる。

惜しかったなぁ


『私何すればいい?』


半間「じゃあ連絡先教えて♡」


なんだ そんなことか。

お金取られるのかと思ってた


『いいよ』


私は携帯を取り出し連絡先を交換する。

もう花火使い切っちゃったし そろそろ帰ろっかな


『じゃあね半間』


半間「もう帰んのか?」


『うん、明日も学校だし』


そう言って バイクの鍵を開けて跨ると半間は目を開く。


『どうしたの?』


半間「は?それお前の?」


『うん』