勉強してたら日が昇ってくる。
朝日が差し込んできたら勉強を辞めて朝食を作って、
洗濯をして、
両親と姉、妹が起きるのを待つ。
皆が起きてきたら朝食を用意し、私は洗濯を物を干す。
そしたら朝から武道の稽古をして、
駅で姉妹と待ち合わせ、
学校に行く。
学校では静かに本を読み、
姉や妹になにかあったら助ける。
家に帰ると両親は仕事などの愚痴を言いながら私を殴り、蹴り、気が済むと離れていく。
夕食を作ると部屋に戻り、私は課題をしたりして夜を過ごす。
それが私の義務だと思ってるし、生きる意味であり、存在価値だと思ってる。
少なくとも私の中では当たり前なのだ。
他の人にとってこれが当たり前なのかは、分からないけど……。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。