裕「今日どこいくん?」
裕太が聞く
「今日はね、私が行きたい所やねん」
裕「へー珍しいなあ」
少し電車に乗って遠出する
その間,駿くんと裕太はどこに行くか分からず不思議そうな顔をしていた
そして目的地に到着した時に
裕太と駿くんが
「おぉ…」
と声を出した
駿「雪じゃん」
裕「雪だな」
「雪だよ」
せっかく冬なんだからと思い
雪で遊びたいなと思ったのだ
「ここはね、y」
私が説明しようとすると
駿くんと裕太はすでに雪に向かって一直線
白い雪に裕太と駿くんの足跡が出来る
裕「おーい、あなたー!早く来いよー」
「まったくもう、」
行きたいと言った私よりも2人の方が楽しそうにしている
そんな2人を見て結局私も2人の間に走っていった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。