第5話

それぞれの気持ち
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2020/04/06 00:52


コネシマside


すげぇいい匂いがしたんだ。

隣を見たら、タイプの女の人が居た。



「なぁなぁ!名前なんていうん!!」


気がついたら声が出ていて、目の前にはすげぇ可愛い顔があった。

隣のシャオロンは焦りに焦ってた。

第一印象はどうだったとか、話す内容間違えてないかとか、見直すところは沢山あるんだろうけど過去には戻れないし別にいいかなって。

ていうか、ほんまに可愛い。

明日は何を話そう。


そんなことを考えながら、今生徒会室に向かっている。


シャオロンside

登校初日、
「なぁなぁ!名前なんていうん!!」

凄く隣のコネシマがうるさくて、気が散った。

誰に声をかけてると思えば、コネシマの隣の可愛いシャオ子…俺ではなくコネシマが好きそうなタイプの女の子だった。


コネシマの好きそうなタイプやなぁと内心の呆れをケラケラ笑ったが、その後この子たしかに可愛いなぁなんて密かに思った。


まぁでもコネシマも本気で今好きになったんやろ?…フォローしとくかお前と俺の仲だし

あとから俺が奪っても恨みっこなしやで、コネシマ。

「ちょ!コネシマ、急にいきすぎやって!」

あともうちょい慎重にいけよな!!




鬱先生 side

担当する教室に行ったと思ったら、目の前にコネシマとシャオロン…と謎の女。


あいつらが女と絡むなんて、意外だなぁ。と好奇心に心を馳せコネシマと絡むフリをして素性を探ろうと考えた。


「よォシッマ、久しぶりやな。」

謎の女のお顔を見る。

なんていうか、コネシマとシャオロンが好きそうな子やなぁ〜が第一印象。

イケるかな〜、うーん。


…最近大人の女とヤりすぎて、物足りないしなぁ。たまには違うタイプの女と試してみようか、なんて。


まっ、少し近づいてみますか。

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