さっきって何だ…(思考停止)
と、とりあえず覚えてる!!
ことにしよ…(
くっ…バレてる…
いや、嘘が下手なわけじゃないよ?
断じて下手なわけじゃないですよ?(下手)
ドンッ……
ちょ、何が起こってるんだ一体
こんな事されるの初めてだけど!?!?
壁ドンってこんな距離近いの?
聞いてない!!!(聞いたことない)
ほら、イケボのさとみくんが
壁ドンして耳元でこんなこと言うからさ
心臓壊れそう。
何故だろうか、彼は顔を紅くしながら
そっぽを向いてしまった…。
ん?まてまて、キスするつもり!?!
てかさとみくんって美形だよなほんと、
ってあぁ!!そうじゃなくてッッ
こうして彼は
私の唇を奪った。
そしてそれは私の初めてでもあったのだ。
と、ニヤニヤする彼。
チュッ__
彼はイタズラな笑みでそう言った
私は彼との甘い口付けに
意識が段々と薄くなっていった。
この声は…莉犬くん!!
すらすらと嘘をつくさとみくん、
大人の余裕って奴なのかな
私に余裕はないですはい。
これまた耳元で言うからビックリする
なんだか、2人の秘密が出来たみたいで
ドキドキしてます
すとぷりハウス、心臓に悪い()
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。