第4話

和 ✲*゚
442
2018/08/06 13:24
先 生
白石!
あなた

はいっ!
[ドキドキ…]





先生から渡された紙の右上には「23」という数字。







あなた

(ん?…紙がもう1枚ある?)





2枚目の紙には
大きな文字で「補習のお知らせ」。
あなた

[ポカーン…]

あなた

えー!!!!!

補習だ…


またやってしまった…


赤点だ…








「日程」の欄を見ると、






K~M組 8月3日 10時~12時30分

必ず出席すること。

合宿以外、部活動は原則休み、補習を
受けること。








えっ…3クラス一緒にやるの?!


それだけ赤点の人は少人数ってことか…








お母さんに怒られちゃうなあ……笑

















~ 8月3日 ~


今日は補習だ…


憂鬱だ。








ガラガラガラ…




古びた教室のドアを開ける。






あなた

(あれ…
もしかして和?)

二 宮 和 也
よっ
あなた

なんで和がいるのっ?!

二 宮 和 也
これ


見せてきたのは1枚の紙。




…ん?「補習のお知らせ」?
あなた

和も補習??

でも…





和は私の幼馴染だ。


小さい頃から知ってる。


和は頭が良い。


だから補習に引っかかる訳ないのに。






あなた

(なんでだろ…)

二 宮 和 也
寝てたんだよ
あなた

えっ?

二 宮 和 也
テストんとき。


深夜までゲームしてたらテスト中眠くなって、


それで寝た。



そしたら赤点。




私の心の声が聞こえるの?和。


それとも私、口に出してた?






まあどっちでもいっか笑

















私は和の前の席に座る。
あなた

でも和いてよかった〜!


わからない問題教えてねっ♡笑笑

二 宮 和 也
はいはい











ガラガラガラ…






先生が入ってきた。



さあ補習の始まりだ(泣)







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