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第1話

#1
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サワサワッ_____








ゾクッ、











「っ……!」










下半身に感じる違和感






ゴツゴツとした手が太ももを撫でる










嘘でしょ…………









もしかして私、痴漢されてる?










「ひぃっ……………」









その手はだんだんお尻に近づいてくる。








助けてください とか 痴漢です って叫ぶべきなんだろうけど





痴漢なんてされたことなくて怖くて声も発せない。








冷や汗も出るし怖くて泣けてくる。









周りに助けてくれそうな勇敢な人もいなくて






あと二駅で降りる駅だからそれまで我慢しようと諦めていた。









そんな時だった_____










グイッ










「わっ、」









同じ高校の制服を着た男子生徒が、私の腕を掴み自分のいた場所と変わってくれた。








よかった……痴漢に気づいてくれたのかな……?









痴漢の恐怖から解放され男子生徒にお礼を言おうと見上げる。










「あ、ありがとうございますっ……」







『い、いえ、大丈夫ですか』











俯いていた顔がこちらに向いた時、その人物に驚いた。









「………え、ジミンくん…?」









だって、同じクラスで席が隣のパクジミンくんだったから。







彼はクラスで1番の真面目君で、




言い方は悪いけど割と地味なタイプ。







メガネをしていてシャツのボタンは全部とまっている、絵に描いたような模範生徒。








隣の席だけどあまり喋ったことがない。








痴漢から助けてくれるだなんてそんな勇敢な行動をするように見えないのに






私を痴漢から助けてくれたジミンくん。








JM「えっと、捕まえ、ますか?」







「あ、……ううん、もう関わりたくないから大丈夫」







JM「そうですか」









そういってどこか遠くを見つめているジミンくん。







ていうか、見かけたことなかったけど同じ電車だったんだ。










「わぁっ…」









満員電車でつり革も掴めない。バランスがとれなくて何度も倒れそうになる。










JM「あ、あのっ、僕の腕でよければつかまって、ください」









遠慮がちに腕を私の方に差し出すジミンくん。





右手はつり革を掴んでいた。









「……ありがとうっ」









お言葉に甘えてジミンくんの腕につかまった。









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