前回は誠に申し訳ありません、!
それでは引き続きどうぞっ♡(殴
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JK「どうしてヒョンと仲良くなったんですか?」
「あのね、ジミンくんが痴漢から助けてくれたの」
JK「あのヒョンが?」
「そう!男らしかったよ、あの時のジミンくん」
JK「へぇ~、ヒョンにそんなことできるんだ」
あの件が無かったらジミンくんとこんな仲になれてないんだろうなぁ。
JK「そういえばあなたヌナはヒョンの事どう思ってるんですか?」
「あ、えと…今日付き合い、ました」
JK「そうなんですか!よかったです!」
「ありがとうっ」
JK「ヒョン、いっつもヌナの話してたんですよ」
「え、そうなの?」
JK「帰ってくるといつも、今日も可愛かったって言うんです」
「え、」
JK「そんなこと言うの初めてだったから、根掘り葉掘り聞いちゃいました。笑」
「ほ、他には何て…?」
JK「唯一自分に優しくしてくれる人だって、天使みたいな人って言ってましたよ」
なに、天使みたいな人って……!
嬉しすぎるけど天使なのはジミンくんの方だよ~………!
JK「映画デートの前日も、どうしようどうしようってずーっと俺の部屋であたふたしてましたよ!笑」
「そうだったんだ。笑」
JK「そういえばヒョンの髪型どうでした?俺がセットしてあげたんですけどっ」
「あぁ!もうすっごくかっこよくて、緊張したよ~…」
JK「自信あったからよかったです!」
「あんなかっこいいジミンくんを見せてくれてありがとうっ」
JK「あはっ、ヌナって面白いですね!」
~♪
JK「あ、ヒョンからだ」
「出ていいよ?」
JK「すいません。………もしもし?なに?あー、うん、ちゃんと送ってるよ。うん、うん、わかってるって!笑 ヒョンは大人しく寝ててくださーい。じゃあねっ」
「ジミンくん、大丈夫だった?」
JK「あなたさんのこと口説いたら今度デコピンだからなって言われちゃいました。笑」
「あははっ、そうなんだ。笑」
弟のジョングクくんにまで嫉妬しちゃうジミンくん、最強に可愛い。
「あ、家ここだから!送ってくれてありがとう」
JK「いーえ!またいつでも遊びにきてくださいね」
「うん!ありがとうっ。気をつけてね」
JK「じゃあまたね、あなたヌナ!」
手をぶんぶん振って帰っていくジョングクくん。………兄弟揃って可愛いな。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。